かつては友達や知人がたくさん住んでいて、近所のみんなや兄弟と遊びに行ったりしていた場所。いつからか全く縁がなくなってしまって、カメラや写真が趣味になってから思い出したように訪れてみたら、裏手の教員住宅はすでに廃墟になっていて、程なく取り壊された。
雇用促進住宅が廃止されることが決まったころには、本当に数件しか入居してなくて、その後のリーマン・ショックで廃止の見直をするとかしないとか…気がついた時には1階の入り口や窓がベニヤ板でふさがれていた。まもなく解体されてしまうだろうから、最期の姿を写真に収める。
昔はこんな風じゃなかった気がするけど、各階ごとベランダに沿うように電線が張り巡らされていて、蜘蛛の巣のよう。人が住まなくなって放置された庭や通路のアスファルトの隙間からは草が伸び放題。北東の斜面からはツル系の植物の浸食が始まっていた。
(画像はすべてクリックで拡大)
そしてよく遊びに来た2号棟の南側の遊具のある庭。山の形をしたこれ…下には横方向に2本の土管のトンネルがあって、斜面に埋めてある石の形まで懐かしい。
手すりはすっかり錆びていて、その奥の方にあった黄色い壁もひび割れてしまっている。
ランドマークとまでは行かないけど頂上にある建物だから、いつも見ている景色がちょっと変わるね。寂しい気もするけど、それが時代の流れなんだろう。
—–
OLYMPUS PEN Lite E-PL1
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
月日の流れを実感させられます…
しかし、実家近辺は本当に
限界集落化しつつありますね…
牛乳屋さん、コメントありがとう!
それでも前に進まないといけないんですよ。
取り残されないようにしないとね〜。