コスミック・インベンション狂いからのリハビリのために、同じ81年つながりということで、ジャコ・パストリアスの『Word Of Mouth』を聴き始めた。
天才ベーシストという肩書きが必ず付いているこの方、70年代中盤に彗星のように現れていろんなバンドにベーシスト、あるいはプロデューサー的にに参加しているんだけど、個人名義の物は76年の『ジャコ・パストリアスの肖像』とこれの2枚だけ。
『Word Of Mouth』はどちらかというと彼のプロデューサー的な面が強く出ているアルバム。ベースの速弾きがオープニングを飾る辺りは『〜肖像』と同じ(笑) LPではA面に相当する3曲は全部つながっていて、いろんな所でレコーディングしたものを切り貼りしたりして作られているらしい。ビッグ・バンド的なサウンドをベースに、そこに(81年当時の)現代的なアプローチがプラスされていると言いますか…ボーカルや子供の声等々、コラージュ的な雰囲気。
長い事買いそびれたままになっていたのを、CDの再プレスか何かのタイミングで入手できたのが今年の9月くらいだったかな。同じ頃に聴き始めたReturn To Foreverの『浪漫の騎士』の方が解りやすかったのと、きゃりーぱみゅぱみゅにハマったせいで最近まで忘れ去られていたのでありました。が、またまた『つけまつける』がぶつかってきましてね?(笑)