長野県の各家庭や飲食店のテーブルに必ずあると言っていい、八幡屋礒五郎の七味唐辛子。上のフタの口を唐辛子のヘタの上の部分までまわすと中の缶の穴が現れるという仕組みなのは、誰もが知っている話。写真右のがスタンダードなヤツで(冷蔵庫に入ってたから結露してるけど)、左の大きいのはプリッキーヌという激辛唐辛子を使った特別なやつ…ではなくて、プリッキーヌの栽培セット。結構前からあったのに、なんとなくタイミングを逃し続けて数年。
そして、激しくインドアな今年にやっと日の目を見ることになった。説明によると、発芽率は70%で有効期限は2012年。もう2年過ぎちゃってるなー。まぁまぁ、ダメだったらそういうことで。
中身はプリッキーヌの種が15粒に、おがくずみたいな土? それと説明書。缶の底にある穴を塞いでいる透明なフィルムに穴をあけて水が抜けるようにしてから土を入れて十分に湿らせる。
普通にパラパラって散らせばよかったのに、何を思ったのか4:4:4:3の4つに分けて撒いた。種が流れ出さない程度に水をやってからサランラップをかぶせて輪ゴムで止める。そしてサランラップにプスプスと穴を開ける。この感覚、なんだかとても懐かしい。毎朝ラップを取ってコーヒー用のポットで優しく水を注いでラップを戻して出勤。
そして10日後。芽が出たと思ったらあっという間に伸びてきた。この後間引きをしろっていう説明なんだけど、もったいないから全部を広いところに移植しようかな。無事にプリッキーヌが収穫できたらペペロンチーノにしてペロペロといただく予定。