自由雲台とケーブルレリーズを用意して向かったのは、諏訪湖が一望できる高台の公園。写真を撮るために出かけるなんてものすごく久しぶり。お目当ては、来月の第1週まで毎晩打ち上げられる花火。花火自体にはさほど興味が無いんだけど、例によってお友達が撮ってるのに影響されたのと、レンズ交換できないコンパクトカメラをメインで使うようになってから、長時間露光的なことをやってなかったから、どこまで写るのか確かめるのが目的。公園に向かう道で鹿がお出迎えしてくれた。
公園に到着して早速セッティング開始。カメラ側の設定は出かける前にサクッと済ませてきた。ISO200で色温度は3600Kに、絞りはF11で15〜30秒位のシャッター速度。ピントは無限遠に。三脚にカメラを載せてファインダーを確認すると…やっぱ35mm相当じゃあ遠いなぁ。そして打ち上げ開始。1ヶ所だけから上がるから、長時間シャッターを開けっぱなしにすると、花火が重なり過ぎて面白くない。だからといって試行錯誤してる時間はない。15分間の1発勝負。後半は低い低い雲が出てきちゃって、高く上がる花火は下半分しか見えず。
なんだかんだで、50枚弱撮った中からバランスの良さそうなものを選んでトリミング。RAWで撮ればもうちょっとがんばれそうだけど、富士フイルムは純正の現像ソフトが無いし、対応してるソフトでも、特にシャープさ方面はカメラ内で生成されるJPEGと同じレベルにはできないみたい。それにしても最近のデジカメは細かいところまでよく写る。来週の前半くらいに、今度はライカ X2で挑戦するとかしないとか。問題はお天気。