遊歩道を歩いて辿り着いた先は、旅館の廃墟であった。この写真の右奥の建物は上の道路に面したおみやげ屋で、すでに営業していない。廃墟ではなくて倉庫っぽく使われていることを確認してから、湖側のこの建物まで歩いてきたところ。
草が結構な高さまで茂っていることと、なんか時より茂みの中で何かしらの生き物(鳥?)が動いてるから、大きく右側へ回りこんでみる。この廃墟は大きく3つの建物に分かれていて、もしかすると裏(表?)のおみやげ屋だった建物と、内部でつながっているかもしれない。本当はあのヒラヒラのあるところまで行きたいんだけど、つながってるかもしれないという不安感に邪魔されて近づけない。
さらに右へ(笑) 大きく口を開けていたのは浴場の窓であった。確かに白樺湖は目前だし、この季節なら紅葉と一緒に眺めながら風呂に入れるのかもしれないけれど、湖側からも丸見えなわけで…。
廃墟のスイッチ。押して何かが起きたとしても、良くないことに決まっているから触らないのがいちばん。ってゆうか、ランプだよな、これ。
窓から覗きこんでみると、懐かしい豆タイルの浴槽。窓がないのに落ち葉とか全然積もってないということは、やっぱり管理されているのかもしれないなー。
なんとなく不完全燃焼だけど、場所が場所だけに深追いは禁物。紅葉とおなじ色になってる旅館の名前を記念に撮って撤収。お疲れちゃん!