去年の夏におじゃました「とんねるの里」にリベンジに行ってきましたよ。前回は潜入前にフィルムが終わってしまったからそれを言い訳にして帰ったんだけども、今回はデジカメだから撮り放題。言い訳できないぜー。
相変わらず周辺はきれいに手入れされていてアレ。もうササッと中に入っちゃえば後はどうにでもなると思って入り口のある崖側にまわってみたら案外厳重に施錠されていて、しかもこの鍵や鎖、微妙に新しくない?(語尾上げ)
ここからの潜入は早々に諦めて、前回と同じように車両の後ろ側まで行くだけ行ってみよう。ここだけ一昔前のニューヨークの地下鉄の雰囲気。去年と比べて特に落書きが増えているというわけでもなさそうだ。
後ろ側に到着。ブルーシートが剥がれたままなのも相変わらず。こっちは明るいし小さな脚立まで用意してくれてある。じゃあ遠慮無く…。
足もとのガラスがギチギチと音を立てるし、下にある民家から赤ん坊の泣き声が聞こえてきてもう帰りたい。運転席には去年の落ち葉とサッカーゲームみたいなレバーがたくさん。パンタグラフとか書いてあるぞ。
客室に突入。なんかさー、この座布団新しくない?(語尾上げ) しかもきれいに整頓されてるし、廃墟というよりは倉庫みたいで居心地が悪い。吊り広告はそのままのものもあるけれど、ここは子供の描いた町内会の肝試しの告知みたいなのが残ってる。公民館的な使われ方でもしてるのかな? それにしても、喫茶店の廃墟というわりに水まわりとかの設備がなんにもないのはどういうことなんだろう? 電車は単なる客席で、厨房的なものは別にあったってことなのかな?
赤ん坊の泣き声から逃げるようにさらに奥へ。入り口が厳重に封鎖されていた車両の中にはちゃぶ台的に長テーブルが置かれていて、吸い殻の入った灰皿等々もそのまま。落書き連中のしわざかな?
さて、全部見たから帰るぞってことで、来た道を引き返して脱出。まだ赤ん坊が泣いてるけど大丈夫なの?