(CAPITOL ALBUMS Vol.2)
日曜日に到着したビートルズのアメリカ編集盤Box、
「THE BEATLES CAPITOL ALBUMS Vol.2」をご機嫌で聴いてたんだけど、
何回か聴いてる内にちょっと気になることがあってネットで調べてみたら予感的中。
いちばん期待してたRubber Soulのモノラルミックスが
単にステレオミックスをモノラル化したもので本物のモノラルミックスではないらしい。
ビートルズのアルバムにはモノラル盤とステレオ盤が存在していて、
モノラルとステレオで微妙に違うものがいくつかある。
たとえばRubber Soulの場合は
「NORWEGIAN WOOD」の38秒近辺で"咳払い"が聞こえるのがモノラルミックスで、
「I’M LOOKING THROUGH YOU」のイントロの出だしを3回間違えるのがステレオミックス、というような感じ。
今回のBoxセットのモノラルミックスでは咳払いは聞こえないしイントロ間違えてるし。
UK盤モノラルミックスで確認してみるとやっぱ咳払い入ってるなぁ。
(UK盤モノラルミックス:PMCD 1267)
これ以外に「BEATLES VI」のモノラルミックスも"偽モノ"らしい。
(BEATLES VIは持ってなかったから聴いても違いがわからない)
ちゃんとしたモノラルミックスのCDに交換しますってアナウンスされたのはいいんだけど、今度はこの"偽モノ"がコレクターズアイテムとして価値が出たらイヤだなぁ(笑)
ちなみに現在普通に入手できるビートルズのアルバムは基本的にUK盤で
1st~4thまでがモノラル、5thと6thがCD化に際してリミックスされたステレオ、
それ以降はステレオということになっているけど、
特に初期の方はモノラルミックスの方がボーカルの音が大きくて迫力満点だから
UKオリジナル盤という形でステレオとモノラルをリマスターで出してくれないかなぁ。