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E-620に持ち替えて今のところ何不自由なく写真を撮っているけれど、E-500やE-410を手にしたときのような高揚感が全くなく、ただアートフィルターやフリーアングル液晶といった部分が新しさを感じさせるという程度にとどまっている。
直前にお試しキャンペーンでE-30を使ったから、E-620に新鮮さを感じられないだけだと思っていたけど、どうも原因はそこじゃないような気がしてきた。
原因は写真の色?
E-620やE-30で撮った写真はハイライト部分まで階調が残っていて確かにきれいだけど、コダック製FFT CCDのE-500を彷彿させるようなちょっと赤っぽい感じで(?)、E-410のナチュラルな色とそこからくる"透明感"や"気持ちよさ"がなくなってしまったような気がして、イマイチ盛り上がれてないのではないかと。
E-410を買ってからはフィルムで撮る事も増えて、その中でコニカミノルタのCenturia Super 400というフィルムのしっとりとおちついた深みのある色に衝撃を受けて以来変わってしまった好みに、結果的にオリンパスの中では異端になったE-410の色がうまくハマったということなのかな。
しかし、E-500のコッテリした色に惹かれてオリンパスを選んだのに、その方向に戻ってきたら気に入らないってのはいかがなものかって、自分自身に少々あきれ気味だけど(笑)、E-410も直後はあーでもないこーでもないって言ってたんだから、E-620もいろいろといじりながらなじんでいく予感。
上の写真は、今年E-620で撮ったもの(左)と、去年E-410で撮ったもの(右)を並べたもので、露出や光の当たり方が違うから単純に比較はできないけど、オオイヌノフグリの青の感じの違いがわかると思う。