寡黙なパンダ雲。

　「Panda Cloud Antivirus」という、SaaS型のPCセキュリティーソフトのベータ版(のWebページ)が日本語に対応したとのことで、早速AVGから切り替えてみた。


　「Panda Cloud Antivirus」の特徴は、スキャンをクラウド上で行うことで、クライアントPCに与える負荷が今までの半分程度に抑えられるということと、それによってサンプルを収集してリアルタイムで解析することで、6分以内に新しいウィルス等に対応できること。オフラインでも機能するし、何と言っても無料。




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　インストール直後の自動スキャンは、能書きに反して結構重め。60GB程度のハードディスクで2時間くらいはガリガリやっていたような気がする。それが終わってしまえば静かで、本当に機能しているのか不安になるほど。インターフェイスはごくシンプルで、ウィルスやスパイウェアを発見しても、タスクトレイのパンダアイコンが何か聞いてくるわけでもなく、無言で隔離。もちろん誤判定の場合はすぐに戻せるようになっている。

　ベータ版じゃなくなっても個人向けには無料とのことで、無料と言いながら、メジャー・バージョンアップの時に有料バージョンに乗り換えるよう誘導するようなセキュリティーソフトとおさらばできるかな。