MacやWindowsでの実験やお試し環境として導入したMacBook(MC207J/A)での実験第1弾。
Mac OS Xの最新バージョンである「Snow Leopard」こと10.6は、64bit完全対応を謳っておきながら、デバイスドライバの関係なのか、サーバーバージョン以外はデフォルトで32bitカーネルで起動されるようになっていて、CPUとEFIが64bitに対応していれば、設定を変更することによって64bitカーネルで起動できるという仕組み。切り換えのためのアプリケーションもある。
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が、MacBookはMacBook Proとの差別化のために(?)、上記の条件を満たしているにもかかわらず64bitカーネルで起動できないように制限されている。ぼくの使い方では32bitだろうが64bitだろうが体感上の差は全く感じないんだけど、気分的に64bitで動いていてほしいと思ってダメ元で挑戦。
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挑戦と言っても、例によって誰かがまとめてくれたものをなぞるだけだし、おまけにMac OS Xのターミナルはコピー&ペーストができるからハードルは低い。結果的にはすんなりと64bitカーネルでの起動に成功したけど、32bitカーネルに戻すにはターミナルからコマンドを入力しないとダメ。今後のOSやEFIのバージョンアップで起動しなくなる可能性もあるから、挑戦する人はその辺りのリスクを考えておいた方がいいぞ。
■ Snow Leopardを64bitカーネルで動作させる
http://www39.atwiki.jp/macmini/pages/30.html