絶対に元は取れないと思いながらも、E-P2やE-PL1に取り付ける外部マイク「SEMA-1」を買ってみた。以前からE-PL1で動画を撮るときに音声がモノラルなことが気になっていて、精米所の動画を撮った時に、その残念感がピークを越えてしまった(笑)
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パッケージはこぢんまり。中身はマイクと延長ケーブルとベース部分。
E-P2とE-PL1はホットシューの下にアクセサリーコネクターがあって、ここでつながりつつ、ベース部分はホットシューで支持される。アクセサリーコネクターはパナソニックと互換性はない。
実際に取り付けてみると、ベース部分が思ったより大きくモニター側に飛び出しているし、ここにステレオミニジャックで挿さるマイク部分も華奢な感じがして普段付けっぱなしという感じにはならなさそう。
かといって「今日は動画を撮るぞ!」と思って出かける事も無いし、そこまで気合いを入れるならムービーカメラを買った方がいいわけで、少々矛盾を感じつつも、使ってみたらE-P1に内蔵のステレオマイクよりも音のヌケと左右の広がり感が数段良くて満足。E-P2ユーザーにもオススメ。
マイク部分がレンズに近くなって、AF音を拾いやすくなるんじゃないかと思ったけど、カメラ本体から分離されることによって、内部の動作音が伝わりにくくなるのか、AF音もカメラを持ち直すときの音も入りにくくなった。
問題点としては、マイクの左右が逆でも取り付け可能な事と、マイクユニットが回転してしまうこと。完全に左右反転はしないけど、マイクがレンズの鏡筒に当たって音が入ってしまうかも? そんなシーンは無いか(笑) 延長ケーブル…ぼくは使わないだろうなぁ。