ソニーのnav-uシリーズNV-U2をガーミンのnuvi1360に入れ替えて約1週間。
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nuvi1360の本体はiPhone4より一回り大きい程度。可動部分もなくてスッキリスマート。電源は本体のUSB端子に接続するから、クレイドルは吸盤とプラスチックのホルダーのみというコンパクトさ。だから自転車やバイクで使う人も多いみたい。
NV-U2からnuvi1360にすることによって失う物は、GPS信号を受信できない時のためのジャイロやモーションセンサーと、別売りだけどVICSビーコンによる渋滞情報の取得と回避のためのリルートというのが大きなところ。
nuvi1360は家の中でも常に8個くらいの衛星を補足しているくらい感度が良くて、起動完了直後に測位完了。この辺りではトンネル以外に遮るものがないせいもあると思うけど、補助のためのジャイロやモーションセンサー等々よりも、基本性能が高い方が正確で強力。トンネルではGPSを補足できなくなった時点の速度でマップをトレースしていくみたい。結構ズレるけどトンネルを出た瞬間に補正される。
NV-U2を2年くらい使ってみたところで、VICSビーコンに関してはその効果をほとんど実感できなかった。渋滞回避のためのリルートに次ぐリルート、それでも結局渋滞にハマったり…だったらそのままの方が早くて楽な場合がほとんど。インターネットがある時代で、コストパフォーマンス的にも疑問が残る。
nuvi1360が便利なのは、ルート案内をしていなくても自分がどこをどの方向に走ってるのか分かることと、広域の表示にしてもちゃんと地図として機能するところ。コンパスの表示をタッチするとノースアップ(北を上にする)に切り替わるのも便利。見た目の華やかさはNV-U2なんだけどねー。
Bluetoothによる携帯端末とのやりとりもウリのひとつ。携帯端末経由でインターネットにアクセスしていろいろと検索できるんだけど、残念ながらiPhoneはプロファイルの関係で未対応。どっちにしてもiPhoneをモデムや無線ルーターにする機能は日本では使えない。その代わり(?)ハンズフリー通話はできるから、今度から運転中に電話がかかってきても画面をタッチするだけ。タッチする前にオーディオのボリュームを絞らないとナイショの趣味がバレるかも?(笑)
現状での問題は設置場所。最初に選んだのはルームミラーのすぐ下(ピンぼけですけど)。距離的にも近くて見やすいし、手も届きやすい。問題はセンター付近の視界をさえぎること。ポロはフロントガラスの傾斜が大きくて縦方向が狭い。
次に付けてみたのがダッシュボードのすぐ上になる位置。見た目にスッキリ。ちょっと遠いけど操作できないわけでもないし、視認性も大丈夫。ここで決まりかと思ったら、トンネル内や夜間のフロントガラスへの映り込みがど真ん中に…。
そして、運転席側の端に移動。サイドウィンドウへのデフロスターを遮らない範囲で、これはなかなかいいアイディアだと思ったけど、バッテリー駆動ならともかく、電源ケーブルをここまで引っ張ってくるのは美しくない。だからとってヒューズボックスから配線するみたいなことは、PNDのお手軽さをスポイルするだけ。
全体の動きのサクサク感(モッサリ感?)はNV-U2と大差ない感じ。いちばんの問題は自宅に帰れないこと。行き止まりの私道沿いにあるわが家にたどり着くためには、お隣りとそのまたお隣りの敷地を走って、1m近くある擁壁を超えるコースを指示してくる。そこ道路無いんですけどー(;^ω^)
私も今は運転席右側のダッシュボードに乗せてます。
電源は見た目を気にせず引っ張ってます。(^_^;
いつかはハンドルの直ぐ左側にくるようにしたいけど、
ステーやらなんやらで
また面倒なんですよねぇ。
変なところを通すのはガーミンだからしかたないですよ。(笑)
Rentaroさん。
結局フロントウィンドウセンターの下側に落ち着きました。寒さのせいなのか、電源ケーブルがカチカチで大変です(笑) PNDはそう遠くない未来にスマートフォンに取って代わられるような気がします。
ルートガイドは今のところNV-U2と大差なく、多少道が細くても、ポロはVitzよりも車幅が狭いので大丈夫です。どうしてもって事なら、自車をトラックとして設定すればいいらしいです。