負けるとわかっていても。

ブログの引っ越し作業中に訪れた「みや川」あるいは「みや川食堂」というお店。年季の入った店構え。

勇気を出して突入。テレビの前の特等席は地元の常連客と思われる人たちでいっぱい。ちょっと離れた所に席を確保して辺りを見回してみると…あれか。この辺りのローカルなお友達から、「注文は紙に書いて渡す。決しておばちゃんに直接言わない事。」という習わしを聞いてたから、迷う事なく「唐揚げ定食」と書いておばちゃんに渡すと、3個か5個か聞かれてちょっとうろたえた。もちろん…3個でお願いします(笑)

待つ事30分くらいで出てきたのは、握りこぶしほどもある唐揚げが3個乗った定食だった。付け合わせの野菜とスパゲッティーも結構なボリュームで。噂には聞いていたけれど、まさかこれほどのものとは…。丼のフタを皿代わりにして、一番右のヤツはなんとか食べきった。唐揚げは胸肉なのか脂身は無く、味付けもあっさり。みそ汁も薄めだったから、このお店は全体的にそうなのかもしれない。

残りの唐揚げ2個と一緒に伊那の街を眺めながら「負けたな。」とひと言つぶやいて帰途につく。持ち帰った唐揚げは、この後スタッフがおいしくいただきました。しかしこれで680円って、ものすごいコストパフォーマンスだよねぇ。