ポーランド旅行:3日目〜ガイドブックの嘘つき!


第2次世界大戦勃発の地、ヴェステルプラッテに行くために早めにホテルをチェックアウトして、昨日確認しておいた駅のコインロッカーに荷物を預ける。コインロッカーの鍵がいかにも鍵って感じでちょっとうれしい(笑)

トラムのホームにある自動販売機で切符の購入に挑戦。バスと共通(街によって違う)だという切符は、1時間有効とかいう部分が独特だけど基本的に定額制でわかりやすかった。ドイツみたいに4人まで乗れるとかいう不意打ちはなく、24時間有効な切符を無事にゲット。

トラムに乗ったら改札の機械で切符をガッチャンとやる。これをしてないと検札が来たときにかなりの罰金を取られるんだとか。結構強い力で引き込まれて、斜めに日付と時間が印刷されてしまった。

トラムの中はつかまるためのポールがジャングルジムのように張り巡らされていて、座席は通路よりも一段高いところにある。ガイドブックの説明通りAkademia Muzycznaで降りて、106番のバスに乗り換え・・・あれ?バスが1日に3本しかないんですけどー。朝の6時くらいと、この後10時過ぎ、その後は16時近辺・・・行くことはできるけど、午後のワルシャワ行きの飛行機に間に合うように帰ってこられないではないか。泣く泣くヴェステルプラッテ行きはあきらめて、グダンスクでお買い物に変更。

とはいえ、まだ早い時間でお店も何にもやってないから、メインの場所からちょっと外れたあたりをお散歩。ポーランドは予想外に暑い。長袖のシャツしか持ってきてないんですけどー。

こっちの感覚では単なる古いアパートなんだろうけど、オシャレに見えるなぁなんて思ってたら、郵便博物館を発見。開く時間まで待ってたのに、なんとメーデーのため休館。

昨日も来た港付近に戻ってみると、ヴェステルプラッテ行きの船が!どこで切符買うのかもわからないし、何よりも時間がねー。さようなら〜。

気を取り直してお買い物。ディスプレイされてるのに、どう見てもレストランのみの営業で売ってる気配がないのを、おもいきって店員に声をかけてみたらOKだったりとか、「英語できますか?」「いいえ、日本語しかできません。」というやりとりの後で、バリバリ英語で売り込んできたりと盛りだくさん。奥さまのご所望のものを無事に買うことができて一安心。ここで調子に乗って、近くの海洋博物館を見てみようってことで突入してみたら、チケット売り場のおばちゃんが全く不親切で、よくわからないチケットを買って、結局どこが博物館なのかわからないままトイレによっただけ。高いトイレだなー(笑) きっと船の搭乗券もここで買うんだろうなぁ。ポーランドでも、ひとつうまくいくとひとつダメになる法則発動。

グダンスク最後は、琥珀博物館。囚人棟という、その名の通りの窓のない建物が博物館になってて、ここはメーデーでも営業中。入場制限するくらいの込みようで、ガイドブックの「火曜日は無料」のせいかと思ってたらしっかり入場料とられましたよ? 入場料はいいんですけど、どうも「地球の歩き方」は信用ならねぇな。

駅に戻ってコインロッカーから荷物を出す。そして、昨日エアポートバスを降りたところに向かう。そこにまたまた寿司ショップがあって、メーデーだから休みなんだけど、奥の方に怪しげな漢字を発見。そうこうしてるうちにバスが来た。が、明らかに全員乗れない人数が集まってます。僕たちは予約してあったおかげで優先的に乗せてもらうことができた。

空港着。カフェで時間調整もかねてちょっと遅めのお昼。 ワルシャワまで電車だと普通で5時間、今は工事中で7時間かかるっていうから、飛行機で移動。ポーランドは都市間の交通の便があまりよくない印象。ワルシャワ行きの飛行機は、僕たち含めて5人しか乗ってなかったけど。

ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港着。ここからバスに40分くらい揺られてホテルへ。文化科学宮殿のお出迎え。周辺にはオフィスビルや、建築途中の高層ビルなど、新旧入り交じった不思議な景色。ワルシャワも暑いのに、ホテルにはエアコンなし。ポーランドはエアコンの普及率が低いみたい。

ワルシャワ中央駅にコインロッカーや明日乗る電車のホームの場所を確認しに行く。ヨーロッパの駅らしからぬ、半地下のなんとも陰気な感じの建物で、どうやらこれは共産党時代の典型的なものらしい。ホームは、日本なら「1番ホーム」「2番ホーム」って呼ぶところが、「1番ホームのトラック1」「1番ホームのトラック2」という風になる。なんか電車が暗いんですけどー(;´∀`)

駅ビル的なところに夕飯を求めて潜入してみたけど、メーデーで全部休み。駅の構内でやってたコーヒーショップ的なところでガチガチに硬いサンドイッチを買って、さらにコンビニっぽいところでビールとヨーグルトを買ってホテルに帰還。 メーデーって何!(笑)


ドゥーギ広場で、ほ乳瓶を加えた子供と一緒に演奏を聴く。

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