来るときに泊まったフランクフルト空港のヒルトン・ガーデン・インの、来るときに泊まった同じ部屋でお目覚め。エレベーターを降りて部屋に向かう渡り廊下から、ヒルトンのロビーが見えるんだけど、これがもう一生縁のなさそうな感じで(笑)
朝食無しプランだから、朝飯を確保することがこの旅行の最後のミッション。昨日目星をつけておいたお店に行って、指さしでサンドイッチとコーヒーをオーダー。もう言葉が通じないことにはすっかり慣れてしまったし、空港内のお店の人は慣れてるとは言っても、最低限の英語ができないとダメだと痛感する。
お腹が満たされたら、広い広いフランクフルト空港のどこにシンガポール航空のカウンターがあるのか見つけに行ってから、ホテルの部屋で時間調整。
チェックインを済ませて、後は飛行機に乗るだけ。「今回の旅行は…」なんて言いかけて、まだうちに帰ってないんだからなんてやりとりを何回か。寂しい気持ち半分、帰れる安心感半分。
帰りもまたシンガポール航空。シンガポールのチャンギ空港まで12時間。空席もちらほらあって、僕の隣も空いてたから、行きよりは少しだけ楽だったかなー。最初に出てきたのはピーナッツ。
最初の機内食。 グリーンカレー、おいしかった。
この後に出てきたMAGNUM CLASSICというアイス。何がマグナムかってその硬さ。奥歯でも歯が立たないくらいで、これはきっとベロベロなめながら味わうものなんだろうと思いつつ、せっかちな僕は一生懸命かみついていたのであります。口の周りチョコレートだらけ。
2回目の機内食は焼きそば的なもの。毎回奥さまの選んだものと違うものをオーダーするようにしてたのに、このあたりからなぜか僕の英語はうまく伝わらず、言ったのと違うものが出てくるようになってしまった。
チャンギ空港に到着。トランジットは2時間。来るときに見つけた第3ターミナルの穴場(?)でちょっと休んでから出発のゲートに来てみたら日本人だらけ。放送や案内も日本語があって、日本にだいぶ近づいた。でも、ここからまだ6時間かかる。
エアバスのA380の2階席。座席と窓の間にちょっとしたスペースがあって物入れになってるのに、僕のところだけは何か内部構造的な関係で開かないようになってる。昔からこういうのだけは当たるんだよねー。日本人だらけだからカメラもたくさん(笑)
機内食は奥さまがチキンにしたから、ぼくは指さしでジャパニーズを注文。そうしたら、例の塩素くさいそばヌードルが!それ以前に、お腹があんまり空いていなくて、半分くらい残してしまった。申し訳ありません。シンガポール航空は機内食が充実してるのは有名だけど、それ以外も1時間おきくらいに飲み物のサービスが回ってきたり、なかなか好印象。機体に関しては、行きに乗ったボーイングは常にトイレ渋滞でイマイチ。エアバスの方がトイレが多い?
いよいよ着陸態勢に入るというところで、成田空港が強風で閉鎖中だという機内アナウンス。関西国際空港かセントレアに降りてもいいよって言われたけど、旋回しながら様子を見るとのこと。この日、日本は竜巻で大騒ぎだったのをこの後知る。正面のモニターに2周軌跡が表示されたところで、成田空港に降りるよーというアナウンスがあって一安心したのもつかの間、飛行機が揺れる揺れる!こんなに大きいものがあれだけ振り回されるなんて…。
無事に着陸したら、今度は雷で空港職員が屋内待機 になってるとかで、その再配置のためにしばらくそのまま待つ。
上空で旋回してたのと、飛行機から降りるまでに待たされたのと、荷物の受け取りで時間をとられて、ギリギリのタイミングでNEXに乗り込む。これに乗れなかったら東京で1泊→明日会社を休まないといけないから、最後の最後まで気をもんだ。
新宿のホームで特急を待ちながら弁当を買う。日本はキレイだし、電車も静かで速いなー。日付が変わる前になんとか帰宅。それにしても、なんでこんなに寒いの?