ヨーロピアン。


ジャン・クロード・ペルティエの『Streaking!』という、いわゆるレア・グルーヴなやつ。1974年の作品で、原田和典氏の解説によれば「当時のストリーキング・ブームを大いに意識して作った1枚、と断言していいだろう。」とのこと。そんなブームがあったのか(笑)


ペルティエはフランス人で、正統派のジャズピアニストだったらしい。そこからポップスを手がけたり映画音楽もやったりしていて、そういう中でハービー・ハンコックの『HEAD HUNTERS』や、アース・ウィンド&ファイヤー等々、ファンクの洗礼を受けて産み落とされたアルバム。

ものすごくわかりやすいというのか、やっぱり映画音楽っぽい。太陽にほえろとあぶない刑事とルパン三世を足して3で割らなくてもいいけど、そこにちょっとヨーロッパのエスプリをふりかけて…タイトルやジャケットから想像するよりもはるかに上品。ジャケットはニューヨーク52番街だって。

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