ぼくは地元に戻ってきた1995年の夏から半年間だけ、古巣のモスバーガーでアルバイトをしていて、その当時のパートのおばちゃんやアルバイト数名と、当時買ったばっかりのゴルフ3で普通の民家みたいなそば屋に行ったことがあって、でも、いつの間にかそんな事も忘れてたんだけど、Twitterのお友達のつぶやきを見て急に思い出して、早速おじゃましてきたのでありますよ。
そこは「唐沢そば集落」というらしい。実に18年ぶりに知る事実(笑) 記憶にある、本当に古い民家だったのと、「雪で誰も来ないと思った。」と言いながら、きのこを大根おろしで和えたものを出してくれたという2点をもとに考えると、どうやら当時訪れたのは「からさわ屋」だったのではないかと。だがしかし、運命とは残酷なもので、本日休業の看板が…。
ということで、お隣の「美佐和」におじゃま。基本的に民家なお店は、メインの道路から一段下がったところにある。入り口には統一された看板があるからわかりやすい。商い中の看板を確認。
やっぱり民家でそのままやってる感じ。のれんや看板が無ければお店だってわからないかもしれない。
民家だからもちろん土足厳禁。思わず「おじゃまします。」という言葉が出てしまう(笑) FAXとかテレビとか食器棚とか普通の家だな、これは。
席に座ってメニューとご対面。「皿そば2枚」と「山菜かけそば」の2種類のみ。それ以外に何か出てきてもサービスだって。それにしても、なかなか注文を聞きに来ないなー。
と思っていたら、お茶と漬物を持ってきてくれた。なるほど、これがサービスなんだな。この漬物がなかなかおいしくて、なんかもうこれだけでもいいなぁという気持ちになってくる。
そして本命の「皿そば」登場。いやー、本当に皿に乗ってるんだな、とか言うのが第一印象で…薬味はネギ・大根おろし・わさびというスタンダードなもの。そばは歯ごたえしっかりで、のどごしよりも香りを楽しむ系なのかも?いや、そばの事はよくわからないんですけども。
写真をバシバシ撮っていたら、そば湯とデザートのリンゴを持ってきてくれた。そば湯もおいしくてねー、つゆにも入れて全部飲んできちゃった。新そばの季節に、今度こそ「からさわ屋」に行こうと、心に誓いながら帰宅の途につくのであった。