踏み絵。

今回はレコードに問題なし
デアゴスティーニの「ジャズ・LPレコード・コレクション」の2号と3号が到着。隔週刊で2号ずつ月に1回送られてくるシステム。2号はジャケットを見ただけでうなされるくらい聴いた、ジョン・コルトレーンの『Blue Train』。コルトレーンはこんなに有名なのに、ブルーノートでのリーダー作はこれのみ。

手書きの「BLUE TRAN」の文字が
1990年代前半、ジャズを聴き始めたころに買ったCDと比べると、今回のレコードのほうがいいかなー。これに限ったことじゃないけど、アナログのほうが低域の音の分離がいいような気がする。『Blue Tarin』は各楽器が真ん中に集まっているせいか、それともあまりにも聴きすぎたせいか感動が薄い(笑)

こっちも手書きでなんか書いてある
3号の『Lady in Satin』はこのシリーズでは初のボーカル作品。ビリー・ホリデイ晩年のというかほぼ最後の録音で、全盛期に比べると声が全然ダメになってしまっている。ぼくもその昔にCDを買って数回聴いただけでお蔵入りになっていた。そんな風だから、ここで初めてこれを聴く人は解約してしまうかも?ここから2,980円になるしね。
https://youtu.be/9fwxPLf6FpM
だがしかし、今回レコードで聴き直してみたらこれがなんとも言えず素晴らしいわけよ。もうダメになってしまった声の奥にある感情というか、表現の深みというのかの存在感(ボギャ貧)。バックの美しいオーケストラとの対比も聴きどころかも。音はぼくの持っているCDはなんか曇った感じで、レコードのほうが数段いい。ちょっと高いけど継続しようかなー。

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