扇風機エンスー。

「うちわ風」

わが家には階段を上がった踊り場に室内物干しがあって、そこには洗濯物専用の扇風機が置いてあるんだけども、掃除機のホースが引っかかったらポロリと首がもげてしまいましたとさ。めでたしめでたし。祖母の葬式のときに慌てて買ってきたものを引き取った記憶がある。家電量販店で売られている”いちばん安いやつ系”でほぼ毎日タイマーで3時間くらい、首振りもしてたから限界だったんだろうね。電気系統がイカれて火事になるとかじゃなくてよかったわー。お疲れさまでした。というわけで、冬場は惰眠を貪っているパナソニック製の普通の扇風機を洗濯物用に昇格(?)して、新しく1台買うことにした。

収納方法が書いてある

扇風機ってなかなか買い換えないからちょっとこだわってみようってことで、最近流行りのDCモーター搭載モデルに絞って検討開始。DCモーター扇風機の元祖といえばバルミューダの「The GreenFan」ですな。んー、デザインはかっこいいけど、画像検索で見てみると細部の作り込みが雑な印象。「首振りの動作音がうるさい」という話も聞こえてきたりして、これは(大枠の)デザイン優先の人向けかなーという感じ。それ以前にお値段がアレだったわー(笑)

内容物一覧

なにかしらの取っ掛かりが欲しいから、「開発の物語」を眺めてみることにした。羽根の枚数や角度、どうしてそういう形になっているのかという根拠ですな。この辺もねー、「カモメの羽」とか「蝶の羽根」とかさー、それって飛ぶためのもので風を起こすものとはちょっと違うんじゃね?っていうのが満載で却下。そんな流れで、羽根について科学的・物理的・実測的な根拠でさらりと説明しているパナソニック「F-CR338」と日立の「HEF-DC500」の2モデルに絞られた。

完成!

さてさてどっちにするか…”扇風機エンスー”に人気があるのは日立の方なんだけど、日立は扇風機というものに対する個人的な感覚からすると若干お高めなのもまた事実でありまして。”お値段優先”という消極的選択をしかけたところに颯爽と登場したのが、日立の「HEF-DC300」という去年のモデル。今年モデルの「HEF-DC500」との違いは「スタンド表示部」の有無。今年モデルのほうがデザインが洗練されているのは、このスタンド表示部が操作パネルと同じ場所に移ったから。機能的にはスタンド表示部があったほうが遠くから動作モードが見えて良いのではないか。実際動作モードを遠くから確認するかどうかはアレだけど(笑) そしてなんといっても去年モデルというだけで、お値段が1万円近く安い→パナソニックよりも安い! ということで決定。

カッコいいじゃん!

オーダーの翌日にスリムな箱に入ってやってきた日立の扇風機。説明書をサッと眺めてから3分もかからずに組み立て完了。羽の数が多いからなのか、薄型でエッジの効いたデザイン。風量はなんと6段階もあって、おやすみタイマーにおはようタイマー、さらにボタンの操作音を消して表示の明るさを下げるおやすみモードまでついている。首振りのオン・オフもタッチパネルにふれるだけ。リモコンとそれを入れておくホルダーと至れり尽くせり。

リモコンが地味に便利

人生初のDCモータ扇風機はどんなものか、緊張のスイッチオン! おおー、なるほどなるほど…最弱でも近くに行けばほんの少し風切り音が聞こえる。実用の距離ならそこそこ強くしないと聞こえないレベル。もちろん首振りも無音。

視認性バッチリ

DCのモーターの扇風機は「微風」が出せるのがいいね。微風にしてそこそこ距離を取ると扇風機の存在を忘れるくらいに快適な風が吹いてくる。今のところ、今年いちばんのいいお買い物。

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