正確にアバウト。

角のあるデザイン

結構前からなんだけど、オーディオルームの壁にかかっている時計の秒針の音が気になるようになった。結婚式の引き物のカタログギフトでゲットしたやつで、独身時代から20年以上のお付き合い。古くなったから秒針の音が大きくなったのか、それともぼくの体調や気分によるものなのか。んー、どっちにしてもそろそろ買い替えてもいいかなー。

電池付き

思い出したときにちょくちょくインターネッツで探していて、最初はレトロ系定番の「KS474M」にしようと思いつつも、秒針は静かなタイプだけど電波時計じゃないし、なんだか高いなぁと思って却下。その次は、駅や学校にあるようなハッキリクッキリ系を検討。単体のデザインとしては好きなんだけど、オーディオルームにはイマイチ合わないねぇってことでやっぱり却下。いっそのことリズム時計工業の「Iroria A」にしようかと考えたものの、こっちはACアダプター必須でダメ。

盛り上がってまいりました!

そんなこんなで思い立ってから数ヶ月経過した先週になって、セイコーの「KX221B」に出会って即決。特に新しいモデルじゃないから、ぼくの気分がこっちに向いてなくて気が付かなかったんだろうなぁ。電波時計で音のしない秒針だからスペック的にも合格。文字盤は1分ごとのメモリがないからスッキリ。趣味の部屋の時計だからアバウトでOK。でも時計だからやっぱり正確じゃないとダメ。

上品!

時計とご対面! 赤い秒針というのも選択のポイントだったんだけども、嬉しい誤算だったのが、文字盤の背景がダイヤカットになっていて数字がほんのり浮き上がって見えるというところ。遠くからはダイヤカット自体は見えないけれど、これによって全体が柔らかく上品に見える。なんということでしょう! セイコー、なかなかやるな(笑)

クォーツにエネループはNG

早速電池を入れようじゃありませんか。電波時計だからなのか電池は2本。最近の電池ボックスは電池の向きが同じっていうのが増えてきているような気がする。電池はプラスとマイナスの向きを交互にセットするのが常識な世代にはちょっと違和感あるね。

箱を捨てられない体質

もちろん電池もパッケージに含まれていて、これがなんとマクセルの電池。怪しげな海外メーカーのじゃないのがステキ。さらに取り出しやすい配慮まで。エネループは電圧が低いからクォーツの時計には使えない。マメな。ちなみにこの時計のムーブメントはタイ製。最終的な組み立ては中国。今までの時計は日本製のムーブメントだったから、ここはちょっと(精神的)残念ポイント。

よし!

オーディオルームの定位置にセット。数字の「6」のところにある光センサーで、暗くなると秒針が止まるシステム。長針は10秒ごとに動く。今回、掛け時計を時間をかけてじっくり選んでみたら、思った以上に満足度が高かった。リビングの安物時計もちゃんとしたやつにしたいなー。

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