わが家では冬場の夜に寝室で加湿器を使っている。2007年に買ったダイニチのハイブリッド式は、春先に暖かくなってくると、昼間トレイにたまっている水で雑菌が増えて、夜スイッチを入れると部屋にニオイが充満する事案が発生していた。それを防ぐための抗菌シートも売ってるけど、効果があるのは最初だけ。気化フィルターも水道水のミネラルでガビガビになってしまうから、何にしても買い替えようと思っていたところ、今年の春にタンクから水が供給されにくくなっているのを発見した。寿命ですな。次は象印のスチーム式と決めていたからヨドバシ.comへGO!…えっ、販売終了? 近くのヤマダ電機も安くなってない現品のみ。加湿器のシーズンは終わっていた。
販売終了になっているものをヨドバシのお気に入りリストに入れて数カ月…9月になったら「入荷日未定」の表示に切り替わった。翌日に入荷していたから光よりも早くショッピングカートに入れて購入手続きへ。そんなこんなで、象印マホービンのスチーム式加湿器「EE-DC50-HA」を購入せしめました。大きい方のグレーですな。
実物と対面すると思っていたよりも大きい。でも高さ方向があるだけで今までのよりも設置面積は小さくなったかも。電源ケーブルが磁石でくっついたり、メンテナンスでクエン酸洗浄が必要だったり、いろいろが電気ポットにそっくり(笑) 本体に直接給水するから満タン(4リットル)にするとちょっと重いかもね。操作パネルは、連続運転とお任せ運転がそれぞれ3段階に、オンタイマーとオフタイマーのシンプル設計。タイマーは「今から何時間後方式」だから使わない予感。表示の明るさは2段階選べる。
丹念に説明書を読んでから、初期不良のチェックもかねて試運転。象印の加湿器の欠点とされている、水が沸騰するときのジワジワ音は、一旦温度が上がってしまえば気にならない程度かなーという感じ。ハイブリッド式のファンの音(静穏モード)と、タンクからトレイに水が出る時のボコボコ音の方がうるさいかも。沸騰音を軽減するモードもついてるけど、これはゆっくり加熱するだけで運転中の音は変わらないとのこと。本体を倒してしまった場合でも漏れは最小限にとどめる構造になってるし、上部から出る蒸気は65℃くらいに抑えらえれていて、寝室に置く場合の不安要素は実質的には無いと思う。欠点は電気代と加湿が始まるまで時間がかかるってことかな。