今年の3月に放送された番組か何かで華原朋美が歌っている映像がYouTubeのオヌヌメに出てきて、一瞬中川翔子かと思ったけどやっぱり華原朋美で、当時よりもずいぶんとこなれた歌い方になっていて驚いた。「当時よりも」と言えるほど当時を知らないけど(笑)
そこで、彼女についてちょっと調べてみたところ、1996年の1stアルバム『LOVE BRACE』についての熱い熱い考察を発見。それによるとプロデューサーの小室哲哉は歌詞に非常に力を入れていて、華原朋美を通じて20代の若者の普遍的な心理を描こうとしているとか。そういうことならばちゃんと聴いてみようじゃないのってことで、Amazonのマーケットプレイスで1円(+送料320円)の中古盤を手配した。
状態は「大変良い」って説明だったけど、んー、これは正直なところ良くないなー。まぁまぁ1円だし、聴ければOKだから細かいことは言わない。プラケースに台湾のレコード会社の名前が入ってて、どこかで入れ替えられたのかと思ったら、紙のケースやCDに同じマークが入っているのを発見した。そっち方面にも展開していたってことですね。そして、その先に小室哲哉の凋落の原因があったらしいことをここでやっと知った。
で、アルバムの内容なんだけども…いいと思ったのは『I’m proud』だけかなー。その『I’m proud』もやっぱり小室哲哉の作詞を受け入れることができない。TM Networkの終わりくらいに彼の作詞の曲が出てきたけど、当時からオレ様的にはダメだったんだよなー。なんだろうなぁ、詞というよりは作文というのか…そこを差し引いても言葉の選び方がなんか恥ずかしい感じがしてしまう。英語が全くできないぼくですら「この英語合ってる?」って思ってしまうところとか。いや、合ってるかもしれないけど。
それから音があんまり良くないね。レンジも狭いし広がりもない。華原朋美の声には何かしらの魅力があると思って期待してたのに薄い感じも残念だわ。90年代中盤に20代の若者であったものの商業音楽を極めたこの辺りには共感できなかったぼくには、当時を象徴する以上のものは感じられなかった。80年代の小室哲哉はとても好きなんだけどねぇ。
うおさん、こんばんは。小室さんの話題が出てたので。最近、偶然にも車で聴く音楽用に90年代からの小室サウンドが何故か聴きたくなり昔買ってた8cmCDから編集ソフトで軽く音圧上げバランス整えなどして改めて聴き直してます。マスターリング作業は波形などと睨めっこなので、じっくり聴けませんが、車で改めて聴くと、言いにくいですが時代ですね・・・さすがに詞が幼稚に感じ、また曲も、しょうがないですがコードが同じ(笑)聴きながら恥ずかしくなり、いつもは大音量ですが、これは音量を小さめに聴く感じです。当時流行ってた学生の頃は、そんなことなかったのにと・・・逆にシティーポップスと言われる(主に70年~80年代)曲は古さもなく恥ずかしさも無く聴けるのですが・・・不思議ですね(笑)LOVE BRACE懐かしい~オルモック・レコード(笑)
康晴さん、どうも。
この辺の音楽は当時からイマイチ好きじゃなかったというか、それ以前に興味がなかったんですよねー。そろそろアクも抜けてるかもしれないと期待したんですが、アク以前に内容がありませんでした(笑)
オルモック…KOMUROをひっくり返したやつですね。なんでもパイオニアLDCの中にあった実験レーベルだとか。avexじゃない辺り、キナ臭いですねー。