寝台特急に乗りに行ったなんていうお友達のブログを読んでいると、家にこもってオーディオだなんだをこねくり回している自分は実につまらない人生を送っている感じがしてアレなんですけど、今回もまたそのこねくり回す話であります。
常に最新
元々良くないウデはさらにヘボまっているけれど、カメラや写真への興味を取り戻しつつあるところ。いつからかRAW現像したりブログに載せるための写真を選んでリサイズ(縮小)するのに、Adobeの「Lightroom Classic」を使っている。本家の「Photoshop」というデファクトスタンダードな画像編集アプリ(とその他)と20GBのクラウドストレージのセットで月額1,180円(税込)のサブスクリプションを、おそらく10年くらいは契約しているのではないかと思われる。「Adobe Creative Cloud フォトプラン」というやつですな。
昔々はLightroom(現在のLightroom Classic)のパッケージ版があって、それが12,000円くらいだったと思う。毎年のバージョンナップを追いかけるなら、サブスクリプションとトータルな値段は変わらないしPhotoshopも使えるならパッケージ版を買う意味は薄いかなーというのと、そのころはAppleに「Aperture」というライバルのアプリがあったせいか、フォトプランの12ヶ月のオンラインコードをAmazonで安く売っていたり、オリンパスで優待コードを配っていたりして安く使うことができたから、自然とAdobeのサブスクリプションに移行していた。そうそう、ぼくはには7年ほどMacユーザーだった時期がありました。
Adobeのサブスクリプションは1年契約で、更新月以外で解約すると高額な違約金を取られる → だったら更新月までそのままにしておいた方が安い → 更新1ヶ月前にお知らせメールが来る → メールから1週間くらいはなぜか解約手続きページが表示されない → 解約を忘れて自動更新でまた1年という邪悪なループにハマらないようにGoogleカレンダーに解約のリマインダーを設定して数年が経過したところで、今年はついにAdobeから離脱する目処がついた。
買い切り
去年の7月にiPad版「Affinity Photo 2」を2,000円で購入したものの、何かしようとすると「少なくともひとつのピクセルレイヤーを選択してください」とか意味のわからないことを言ってくるから放置していたのがバージョンナップされて、ピクセルレイヤーが必要な時は自動的に作ってくれるようになったみたい。最初の引っ掛かりがクリアになったらあれよあれよと使えるようになったから、iPad版の後に1ヶ月お試しして買わなかったWindows版もここでゲット。30%オフ中で7,200円(税込)の買い切り!と喜んでいたら、翌日にCanvaに買収されたというニュースが入ってきた。Affinityの最大の魅力である「買い切り」は存続するとのことだけど、値上がりしそうだよなぁ。まぁまぁバージョンナップしても買わなければこれ以上の出費はないんだけどさー。
そんなこんなで改めて「Affinity Photo 2」なんですけど、どちらかと言うとLightroomよりもPhotoshop系のアプリで、RAW現像モードもあるけどたくさんの写真を並べて一気に作業することはできない。画像を合成する・モザイクをかける・文字や線を入れるとか、バッチ処理で複数の写真をリサイズして書き出しなんかは簡単にできる感じ。RAW現像はやめようと思ってたから、ちょうどいいタイミング。そもそもホワイトバランスと露出の調整くらいしかしてなかったけど、Lightroomを使うとカメラの個性が消えてしまう気がしていた。Adobeの契約更新は5月下旬だから、そこから(2,000円+7,200円=9,200円÷1,180円=)約7ヶ月と24日経過したらやっと本当のさよならできる。(竹内まりや『シングル・アゲイン』的な意味で)