不採用。

最近日本酒方面に入れ込んでいる奥さまが、伊那で開催される日本酒イベントの前売り券を買ってきたから、スマートフォンがカメラとしてどのくらい使えるものなのかをテストするちょうどいい機会だと思っておじゃましてまいりました。あたしは今回は運転手なので全く飲めず(笑)

前売りは500円安い
Expert RAWの画面
丸いところで外せるのが便利

ぼくが使っているスマートフォンはサムスンのGalaxy S24というやつ。ちょっと前に発見した「Expert RAW」というRAW撮影できる純正アプリをサイドボタンの2回押しで即起動するように設定して、iFaceのケース+Hameeのストラップで首から下げる。この状態でどのくらい使えるものなのか操作性や画質等々をテストする。

操作性

いきなり結論になってしまうが、カメラとしては使えない。写真を撮ろうと思ってサイドボタンを2回押すとロック解除の画面が出てくる。顔認証にしてるからすぐにカメラアプリが立ち上がるけれど、このワンクッションが無理。

開始時間直前に到着
この後はもっともっとすごい人だった

基本的に縦位置で撮ることしか考えられていないというか、横で撮りたければ両手で操作しないといろいろが無理。その他も、後ろに誰かいると顔認識でその人にピントが合い続けてしまうし、片手に食べ物を持って撮りたくても露出補正やズーム操作が厳しいし。Galaxyはボリュームボタンをシャッターにできたり、画面上に新しくシャッターボタンを配置できる(Expert RAWではできない)けども、それをもってしても問題ありすぎ。

画質

白飛びしてる手が全く救えない

Expert RAWで撮ったRAWファイルはDNGという汎用形式なんだけど、実際にLightoomでいじってみるとハイライトもシャドーもなんも変わらない。RAWというよりもTIFFとかBMPみたいな感じで使い物にならない。実際には瞬間的に複数枚撮影して合成したデータで、RAWとは呼べないものだと思う。PureRAWのサポートでも以下のように説明されている。

現在のスマートフォンの場合、特にセンサーや撮像素子のサイズが非常に小さいという技術的な制約を補うために、RAW ファイルは1枚の撮影データではなく、10枚から100枚の撮影データを連続撮影し、一連の処理・加工を施した集積であると理解する必要があります。

一方、デジタルカメラの RAW は、センサーが捉えたままの、加工されていない生データのままです。

スマートフォンで生成された RAW 画像のサポートに関して。

それと、Galaxy S24のカメラはS20のころから最新のS25まで全く進化していないらしく、特に接写で周辺部の画像が二重になるというか、とにかく残念。カメラだけなら前に使ってたPixel 7aの方が数段良かったんだよなー。

このくらい離れると滲まない
接写が致命的にダメ

それでも

途中、久しぶりにその辺の路地を歩いて何枚か撮ってみた。明るい状況である程度遠くならそこそこの写り。今回の写真は(2枚を除いて)Expert RAWで撮ったDNGファイルをLightroomで現像~ノイズ除去~リサイズして書き出したものだけど、普通のカメラアプリでJPEG撮影した方がキレイかも(笑) んー、やっぱスマートフォンはスマートフォンでしかないなー。

久しぶりに前を通ったら閉店してた
「ヌケ」が良くない気がする
「カット&パーマ」ではない
建物がゆがんでいる
サワディーのお弁当!

パーリーは終わる前に帰るのが基本ということで、場所が変わりつつ復活したサワディーで弁当を買って帰宅の途につくのでありました。この弁当がとても辛いのにおいしくて、今度はお店で食べたいなーと思ったのであります。

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