-1.4秒/枚

設定完了!
「OLYMPUS Viewer 3」がバージョンナップでグラフィックプロセッサー(GPU)を使用したRAW現像処理に対応したってことで、単体のグラフィックボードを追加した結果はどうだったのかというお話。対応の条件に「ビデオメモリーが2GB以上あること」っていうのがあって、CPUに内蔵のIntel HD Graphics 530はここでダメだったのかも? Radeon RX470を選択してOKボタンを押すと、しばらくお待ち下さいみたいなのが表示されて、内部的に何かが切り替わった感があった。

今までは高速なCPU必須だった
グラフィックボードを追加する前に、70枚のRAW画像をJPEGに変換するのにどのくらい時間がかかるのか、CPUの負荷等々をキャプチャしておいたのが上の画像。70枚で9分35秒かかったということは、1枚あたり約8.2秒。1分間に8枚弱だからCPU稼働率グラフもだいたい8山になってる。

こんなに効果があるとは
そしてGPUを追加した後の結果は、70枚で7分58秒。1枚あたり約6.8秒だから、写真1枚につき1.4秒速くなったことになる。CPUの稼働率も若干下がってるし、メモリーも1.2GBくらい少なくて済んでいるではないか。さすがビデオメモリーを2GB要求するだけのことはあるぜ。

グラフィックボードのお尻
バージョンナップの説明文から最後にJPEGで書き出す時だけ速くなったのかと思ってたら、実際に写真を編集するときのプレビューの更新も爆速になってるじゃん。今まではパラメーターを変更したら更新ボタンを押して、変更が適用された画像が表示されるまで数秒待つ感じだったのが大幅に短縮されたということで、「常に高画質で表示する」に設定を切り替えて、更新ボタンは押さなくていいことになった。あとは写真を撮りに出かけるだけだな(笑)


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