木製カンチレバーのカートリッジが来る直前に、今田勝の『トロピカル・サンセット』というレコードをゲットしておりました。YouTubeのオヌヌメに出てくる→レコード・CDを探す→レコードを発見→お安い→購入、といういつもの流れ。店先でウダウダやるよりもこういう方がぼくに合ってるのかもしれない。が、1,000円ちょっとのレコード1枚買って数百円の送料がかかるのがアレ。
この『トロピカル・サンセット』は1984年発売で、2014年にボーナストラック2曲追加でCD化されている。今はレコードの方が入手しやすいかも。参加メンバーに、渡辺香津美、ブレッカー・ブラザース、グローバー・ワシントン Jr.、デイヴィッド・サンボーン等々豪華な名前が並んでいて、「ほー！」と思いながら調べてみたところベスト盤であった。
だからと言ってただ曲を集めて並べましたっていう感じではなくて、ちゃんと流れのある1枚のアルバムとしてまとまっているのがすごいところ。どの曲も甲乙付けがたいんだけどB面1曲目の『誘われてシーサイド』がいかにもグローバー・ワシントン Jr.で大変に良い。A面の最後『憂いの炎』のボッサ感も捨てがたいし、もちろんA面1曲目の『アンダルシアの風』も気持ちいい。こういう日本のリゾートミュージック的なフュージョンがブレイクするような気がするんだけど、来ないかなー。
＜おまけ＞
レコードショップのステッカーがなかなかイカス！(笑)
