やはり純正品
最近導入した2個のカートリッジ(レコード針)は両方とも高域が抑えめなのはわかっているんだけども、それを差し引いてもなんとなく気持ち良さが足りないと思っておりました。その原因は…ビンテージの真空管(NOS管)でありました。アンプをテクニクスのSU-G700にしたら音のヌケが良くなったから、もしかしてと思ってSimply Italyの真空管を標準のTUNG-SOL(現行管)に戻したらビンゴ。このアンプは古い真空管との相性が良くないのかもしれないなー。交換したときはわずかな差だと思ってたけど、積もると大きなものになるのかもしれない。
ケーブルに罪はない
そういった流れの中で、裏の配線を抜き差ししているとRCAケーブル(ピンケーブル)のプラグの緩さが気になりだしてしまった。ぼくはケーブルにはさほど興味がなく、ましてそれで音が変わると思っていない派なんだけど、さすがにこの緩さは良くない気がして総入れ替えを決意したのであります。
今まで使ってきたのがモガミやベルデンといったメーカーのケーブルに、リアン(ノイトリックの廉価ブランド)のプラグが付いたオーダーメイド品。このプラグが問題で、内側のピン(信号)はいいとして外側のフチの部分(アース)が密着しないというのかなー、ケーブルの重さや硬さで斜めになっていて、機材側の端子に余計な力がかかっている予感。
インターネッチョで調べてみたら、緩い場合は外側のフチの部分をペンチ等で締めるとかいうテクニックがあるらしいことを知る。いやいや、それでも部分的に接触してるだけなことには変わりないわけで、そんなプラグは2階の窓から投げ捨てた方がいいに決まっている。もう1点、プラグ全体が金属製のヤツも見栄えはいいだろうけど、短絡の危険があるような気がするからやっぱり2階の窓から投げ捨てた方がいいに決まっている。
結局ここに来てしまう
以上を踏まえて選んだのがフジパーツのRCAケーブル。安い普通の赤白ケーブルですな。結局のところこれがいちばんちゃんとしていて均質なのではないだろうか。欠点は音質的に劣るのではないかという先入観があることかなー。趣味のオーディオは見た目や気分も大事な要素だからさー。まぁまぁ、デジタルケーブルの時と全く同じ流れだから、ぼくにとってはこれが正解なんでしょう。音は…グラつきなく接続された結果数段良くなった…と言いたいところだけど…変わらないよね(笑)
おまけ
ショップのオーダーメイドや自作のケーブルには、ノイズ対策で外側に金属のメッシュや金属箔が巻いてある「シールド線」というのが使われる場合が多い。マイク用ケーブルとかね。信号・アースにシールドで導線が3本あるから、この3本をどうつなぐか、あるいはつながないかでまたいろいろと面倒な話をする人がいる(笑) 上の写真は左2本がプロケーブル製で右の2本がスプレッドサウンド製。両方とも信号線がそのまま信号に、アース線とシールドをまとめてアースに接続してあるのかな? スプレッドサウンドの方は4芯ケーブル(シールドと合わせて5本)だからややこしい。他にも、片方の端子だけシールドをつながないとかいろいろあるみたいだけど、変に凝ったことはしないに限る。
うおさん、こんにちは。おひさしぶりです。
今回、RCAケーブルについて書かれてたので、久しぶりに~
自分は1万円超えるようなケーブルを一時期良く使ってて(ほぼ自慢で・・・)、
最近、機材の組み換えで、足りなくなりアマゾンで1300円くらいのコードを買い試しに使ってみた所、音がこれまでのコードと変わりない良い音が出てビックリ・・・安いコードなら定期的に交換も気軽に出来るので、もう高級のは止めようと反省してます(笑)
所で、osamu sugiyamaさんのyoutubeご覧になったことありますか?PCMとハイレゾを詳しく検証してます。面白いので是非~
康晴さん、ありがとうございます。
お久しぶりでございます。
昔はそんなにケーブルにこだわる話はなかったですよね。ぼくはお店のおススメのそこそこのやつを買う程度でした。ケーブルで音が変わってしまうような機材は欠陥品だと思ってここまで来ました。アクセサリーの類は気分転換程度にしておくのがいいと思います。
YouTube、ちらっと見てきました。周波数にこだわってる感じにみえましたが、よく言われるのは16bitは小さい音がうまく再現できないという話ですかねぇ。だからCDは音の消え方が急だとか聞きました。それがレコードとの違いだとか…本当のところはどうかわかりませんが。永遠のテーマかもしれません(笑)