見せたくないんですね?

夏休み最終日の16日(水)に東京に行った話の後編でございます。午前中の東京国立博物館で古代メキシコ展を見た話はこちら。

あんまりお腹が空いていない

曇っているけど暑い!
もうちょっとゆっくりしたかったぞ

13時ちょっと前に東京国立博物館を脱出して向かった先は、半月前に来た時と同じく「みはし」。時間的に長蛇の列かなーと思ったらそれほどでもなく、それでも前回よりは長めに待って入店。今回はあんまり得意ではない「抹茶あんみつ」をオーダーしてみたところ、大変おいしゅうございました。抹茶方面は何かと混ざっていればOKという発見を得た。今回もまた食べ終わった瞬間に器を下げられてしまった。ぼくたちが待ってる時にいた男性店員は食べ終わった人の器を全然下げなくてちょっとだけイライラしたのは内緒だ(笑)

荷物検査あり

上野の地下にはパンダがいる
こういうところで仕事をする人生とは

上野から地下鉄銀座線に乗って三越前駅で降りたら日本銀行を目指して歩く。15時の見学ツアーまでまだ時間があるから、向かいの日本銀行金融研究所の中にある「貨幣博物館」におじゃま。入場は無料なんだけど、荷物チェックとどこから来たのかを紙に書くという儀式があった。

写真はこれだけ
懐かしいお札があった

お金の歴史から始まって昔の貨幣・紙幣の展示、まもなく出る新札のキャンペーンまで抜かりなく。古い紙幣は今でも使える関係上、内部の撮影は禁止。エアコンが効いててさー、ちょっと休めるところがあったりして非常に助かるわー。

建物が文化財

そうこうしてるうちに日本銀行本店見学の集合時間になった。すでに列ができていたから後ろに並ぶ。敷地の入口で申し込みの確認をしてから門をくぐる。そこでもう1回申し込みの確認と身分証明書の提示を求められる。思っていた以上に厳重。もちろん写真も自由には撮れない。建物自体が文化財だからお触りも禁止とのこと。

「円」の下の部分の正面

正門の右手から入って荷物検査を受ける。ロッカーとお土産屋のある部屋で全体を聞いたら、歴代の総裁の肖像画が飾られているエリアからスタート。日銀本店の建物は上から見ると「円」の形になっているのは有名な話。でもこの建物が設計されたのは旧字体の「圓」を使っていた時代だから、その辺りは謎らしい。関東大震災で設計の資料が焼けてしまったんだとか。

地下金庫の扉は錆止めの油でギトギト
1千億円はこんな感じで保管されている
古い自動監査機
ダメな紙幣を切り刻んだものをもらえる
いよいよ来年かー
日本製の扉についてる菊の紋章
アーチ部分が良い

建物中央のドーム屋根の下の部屋にも入ったんだけど撮影禁止。その後はエレベーターに乗って地下へ。ガラス張りの床から耐震工事の内容を見つつ、2004年まで使われていたという地下金庫へGO! 入り口の扉はアメリカ製で何百トンというすごいヤツ。その中にイギリス製の扉があって、いちばん奥が日本製の扉。菊の紋章が付いている。ここは撮影OKだった。が、なんと自由時間は5分。見せる気ないだろー(笑)

見上げる高さ
ここにはなにもない

最後は「円」の四角い部分の中へ。ここは元々ガラス張りの屋根があって、銀行の窓口業務をしていたところなんだって。震災の時に燃えてしまったとかで、現在は照明付きの屋根になっている。もちろん窓口業務はやっていない。ここも自由に撮影していいんだけどやっぱり時間は10~15分くらい。終業の合図の拍子木が4回鳴って(「おしまい」という意味)1時間くらいの見学ツアーは終了。明治時代に建てられたものの過剰感というのか物量というのかは相変わらずすごいなぁと思いました。

シンプルレトロ
あぁ、生き返る
こういうのはやっちゃいけないって育てられました

日銀本店を出たら新宿に向かう途中で「喫茶まちぶせ」に寄り道する。牛込柳町駅を降りたら雨。中途半端な降り方で蒸し暑さが増す。岩崎宏美のレコードがかかっている中で、ピザトーストとアイスコーヒーをいただきマンモス。車社会に生きているとカフェや喫茶店に行くことなんてめったにないから新鮮だわー。ルーレット占い…大吉運でした。

ゴール間近

飛行機すごい飛んでるよねー
全席指定なのにみんな並ぶ
昔は毎日見ていた景色

無事に新宿駅に戻ってSuicaペンギンにごあいさつ。中央線で急病人が出たとかで8分遅れの出発。蒸し暑い中を1日歩いてぐったり。明日から仕事なんて信じられないわー、と思いながらもそれなりに充実しているのでありました。

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