ブログっていうのは書き続けてないと書けなくなってしまうもんなんだなぁ。諸々の状況が解決したわけではないんだけど、なんとなく一段落というか、これが日常になった。そんなわけで、カメラにビューファインダー(覗くタイプのファインダー)が欲しいという話の続きでございます。
覗いて撮りたい
候補に挙げていたパナソニックのLUMIX DC-G100Dについていろいろと調べていたところ、渡部さとる氏の「ファインダーの良さでG100Dを選んだ」という動画に遭遇してしまった。この方はGR III方面でもよく見かける人で、GRを奥さんにまわしてDC-G100Dを使うことにしたみたい。
こうなるともうDC-G100Dが気になって気になって仕方がないわけですよ。ビューファインダーがあることと引き換えに、GR IIIxよりも大きくて重いことを許容できるのか…つまりGR IIIxの代わりになるのか実に微妙なところで決め手に欠ける。これはやはり実物を手に取ってみないとダメでしょうってことでレンタルサービスを利用してみた。ちょっと使ったら満足してしまう可能性もあるし。もっと景気が良ければサクッと買って試すところなんですけどねぇ。
お試し
レンティオというところで、DC-G100Dの標準ズームセットを3泊4日・5,000円(税込)で借りてみた。木曜日に到着でその日と金曜の夜に操作方法や設定を理解して、土日で撮影して返却する作戦。だがしかし、こんなときに限って夜まで仕事+土曜日も仕事になってしまった。しかもここだけが忙しいという謎の状況。
確認したいことは以下の4つくらい。
- 大きさと重さ(普段持ち歩くのにどうか)
- ビューファインダーの質(見え方や残像感)
- LUMIXの機能と操作性(シャッタースピード・手ぶれ補正無し)
- 画質(付属のレンズ~自分のレンズ)
好感触
1.大きさと重さ
レンズ交換式のカメラとしては小型軽量だけどGR IIIxに比べるとやっぱデカい。レンズまで考えるとオリンパスのE-M1 MarkIIとサイズも重さもさほど変わらないし、付属の小型軽量キットレンズならGR IIIxの方が数段画質がいい。GRの代わりと思っていたが、ぼくの場合はE-M1 MarkIIを置き換える方が収まりがよさそう。
2.ビューファインダーの質
DC-G100DのファインダーはOLED(有機EL)でパキッとした見え方が気持ちいい。残像感もほとんどなくて、エントリークラスのカメラでここまでのファインダーが載った機種は無いんじゃないかと思う。E-M1 MarkIIのファインダー(液晶)の方が実物感がありつつも動かしたときの残像が気になる。フラッグシップとは言え8年前のカメラだからなー。
3.LUMIXの機能と操作性
背面モニターのタッチパネルがすべてに対応しているのがいい。オリンパスよりもほんの少しわかりやすいような気がする。撮影中に機能を切り替えるのもやりやすいかも? エントリー機で機能が少ないせいもあるのかもしれないし、E-M1 MarkIIが古いせいもあるかもしれない。ぼくは左目でファインダーを覗くから、鼻がタッチパネルに当たってAFポイントが右下に移動してしまう、それに関連してかホワイトバランスが勝手に日陰になっていたことがあった。 パネルに鼻の脂が付かないはすごいと思った。保護フィルム貼らない方がいいかも(笑) とりあえず第一印象は良い。
ボディー側に手ぶれ補正機能がないから、オリンパスの望遠レンズを付けるとファインダー像がブレブレで酔ってしまう問題が発生した。パナソニックはレンズ側に手ぶれ補正機能が載ってることが多いから、エントリー機では省いたんでしょうな。望遠レンズ以外では無くてもいいかなー。趣味のものは何かしらの制限があった方が楽しめることは間違いない。全部入りなんかつまらんのですよ。
もうひとつ、シャッタースピードがメカシャッターは1/500秒までという制限がある。それ以上は自動的に電子シャッターに切り替わるから、高速で動くものを撮るのでなければ実用上は問題なし。この関連で撮ったときにシャッター音がしたりしなかったりするのが面白い。シャッターのフィーリングはそこそこいい。が、ちょっとラグがあるかもなー。それとAFがコントラストのみで若干遅いかも。GRみたいに迷って迷って合わないってことは無い。
4.画質
次回へ続く。