ドイツ旅行(2010):6日目~フランクフルトとハイデルベルグ

実質最終日も雨。
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(フランクフルト中央駅)
今日はフランクフルト市内を見て回る現地ツアーに参加するということで、朝食を済ませてから歩いて集合場所へ向かう。
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(怪しげな看板 / ユーロ加盟国が増えたら星も増えるんだろうか?)
ちょっと早めに出て、夜はちょっと危険らしいカイザー通りを歩きつつ、ユーロタワー(欧州中央銀行)前の、有名なユーロのオブジェクトの写真を撮ったり、マイン川に架かる橋に登ってみたりしてる内に雨もやんで、集合場所付近に到着。
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(お祭り期間中はワインの噴水になるとか / しばらくしたら動き出した)
集合場所は広場の噴水前なんだけど、例によって噴水は動いてないし、ツアーに参加するような感じの日本人も見当たらない。もしかしたらここじゃないのかもしれないと思って、周辺の案内地図看板を見に行ったりしてたら、「ツアーの方ですか?」という声が聞こえてきた。「そうです。」と答えると「早いですね~。」と流ちょうな日本語で現地ガイド登場。後から聞いた話によると、金沢大学にいたことがあるとか…
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(今日は男性同士のカップル、ガイドも初めて見たらしい)
どうやらツアーのメンバーはぼく達ふたりのみ。簡単に自己紹介をしたけど、失礼ながらガイドの名前はすぐに忘れてしまった。早速ツアー開始。最初は広場にある市役所に来ていた、男性同士の入籍の解説。ドイツでは同性婚は普通のことで「結婚」ではなく「パートナーシップを結ぶ」という表現を使うらしい。同性婚に限らず、入籍する時には法律の本が配られて、「結婚するとこういう責任が発生します〜離婚する場合は…」という説明が1時間ほどあるとか。
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(歩行者専用の橋)
そしてさっき登った橋へ。これから行くところを遠くから眺めつつ、ギリシャの経済不安について、ドイツ人の怒り爆発(笑) そして税金の話へ。ドイツの消費税は19%だけど、生活必需品の「食料」や「紙の印刷物」「花」は7%。教育はもちろんだけど、食卓や窓辺の花も必需品だということに驚く。
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(お約束の聖堂 / 工事中の看板にある古い街並み)
旧市街にある聖堂に入ってみたらお掃除中。旧市街といっても60年代に「きたないブロックのような建物」にしてしまったから、これから10年かけて昔の街並みを再現するという工事が始まったところ。この工事はリーマンショック以降の失業者対策も兼ねているとか。
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(右上にハローキティー / エビは高級品)
ネコグッズショップや魚屋をかすめて、地元のスーパーマーケットらしきところに潜入。
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(こんな感じの店内 / 昔のアニメで見たチーズは実在した!)
日本みたいに小分けされてパッケージされてるということはなく、お店の人に声をかけて欲しいものを欲しいだけ買うのかな?
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(赤いイチゴは青いパックで / 日本語発見!)
肉も野菜も新鮮で、日本の感覚では「本格的」という感じ。
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(スプーンの使い道が不明 / ゲーテの生家)
ガイドがお気に入りだというカフェでちょっと休憩。写真を撮る間もなくガンガン行ってしまうので、お店の外観の写真がない(笑) 自分の店の豆を使っているから、安くておいしいんだとか。ガイドと奥さまはエスプレッソ、ぼくは何とかマキアートを飲みつつ、ドイツでも中国に仕事を持って行かれたり、農家の後継者がいないとか年金等々、日本と同じ問題を抱えていることを聞く。
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(あそこのてっぺんへ / 速いエレベーター)
休憩した後はガイドの「こんなの意味ない。」の連呼を聞きながらブランド街を通過して、マインタワーの屋上の展望台に登る。
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(あれがフランクフルト中央駅 / マイン川)
入り口で空港と同じように手荷物検査を受ける。展望台は屋外だから結構寒かったけど、フランクフルト中央駅やマイン川、近くの高層ビルまで一望。ドイツは都市内も緑が多いなぁ。
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(劇場は赤字だけど税金で維持されているとか…)
続いてオペラ座。こっちでは自分の住んでる街の市役所・聖堂・劇場が立派なのがステータス? ガイドはここで開催されるオーケストラのチケットを持っていて、お値段は26ユーロ。さらに、そのコンサートに行く時は電車が10ユーロ引きになるとか。こういう部分の考え方が日本とはまったく違う。
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(証券取引所 / 証券取引所に必ずあるという熊と牛)
フランクフルト証券取引所~曜日によって開催される通りが替わるらしい市場の散策。
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(ブラシ各種 / ニンニクスティックはこのままかじる)
緑のアスパラはイタリアから入ってきたものだとか、いろんなところで見かけた籐のかごは買い物に使うとか、やっぱりいろんなところで売ってたブラシは、掃除好きのドイツ人には欠かせないものだとか、「へーへーへー」を連発。
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(移動式の屋台が中心の市場 / 写真を撮ったら店員に怒られた)
iPhoneを見せたらApple Storeに案内してくれた。ドイツ語のキーボードを初めてみた。Enterは日本と同じ縦に長いタイプ。
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(ガイドさん / 客寄せのマッチョはバイト)
さらにデパートへGO! 流行っている物や、売っている物の値段の感覚等々、「今のドイツ」を感じることができてすごく面白かった。
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(炭火焼き / これがカリーヴルスト)
時間はお昼ちょっと過ぎ。ここでガイドツアーは終了。オススメだという屋台で、カリーヴルストをかじる。アウトシュタットで食べ損ねた分をリカバリー。
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(まさか!と思ったらケーキだった / ガラス張りの個室、6席)
フランクフルト中央駅まで戻って、ICEで義妹夫婦のいるハイデルベルグへ。座席の指定は取ってなかったけど、運良くボックス席に座ることができた。静かで快適。
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(待ってぇ〜 / ナムー)
1年ぶりのハイデルベルグでは義妹と姪がお出迎え。家に着くと、姪が「どうぞ~。」といってスリッパを出してくれた。大きくなったねぇ。
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(牛のオブジェ / 本物のやぎ)
ちょっと休んでからみんなでお散歩…というにはかなりの距離だったけど、修道院(?)に行ったり、農場みたいなところでやぎを見たり、販売所的なところを1周して、雨で増水しているネッカー川沿いを歩く。
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(増水中のネッカー川 / 去年泊まったアドラーは廃業してた)
夕食に「本当のカレー」やビールをごちそうになってフランクフルトに戻る。
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(行き先の時刻表を印刷できる切符の販売機 / ホテルまで戻ってきた)
明日の帰国に向けて荷物をまとめて就寝。やっと慣れてきて楽しくなってきたころに旅行が終わってしまうのは去年と同じ。

<おまけ>
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ユーロタワーの前でゲッシーの記念撮影。雨のせいでうまく撮れなかった…

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