当時2歳。

Blow_by_blow

CDを買ったのは何年ぶりだろう? 僕の聴きたいものは大抵最新でないから、奥さまのTSUTAYA DISCUSアカウントに混ぜてもらってレンタルしたり、そうでない場合は友人からお勧めを貸してもらうという受け身の状況。以前のような所有欲は無くなってしまった。

ちょっと前に、レス・ポールの誕生日だとかでGoogleのロゴがギターになっていた事があって、その時に聴こうと思ってジェフ・ベックの『BLOW BY BLOW』を自分のCD棚から探したんだけど見つからない。いろんなところで見かけるジャケットだから買ったつもりでいたのか、実際には持ってなかったみたいで、アイスコーヒーのドリッパーと一緒にオーダーしてみた。

ぼくは『BLOW BY BLOW』にはジャズ側からたどり着いたけど、どちらかというとロックの方面で語られる事が多いのかなー。iTunesに読み込ませると、Blues Rockとかいう意味のわからないジャンルになっていて、でもブルース風味は薄いと思う。1975年の作品で、曲と曲が切れ目なく続くロック・シンフォニー。全体に漂う端正な雰囲気は、プロデューサーのジョージ・マーティン(=ビートルズのプロデューサー)によるもの? ぼくはギターを弾けないから、ジェフ・ベックのテクニック的な部分の凄さ・面白さは理解できないまま、予想外にいいエレピに乗ってサラッと最後まで聴けてしまうのでありました。

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