去年の暮れに買ったLAMYのSafariという万年筆。最初についてきたインクカートリッジをかなり無理矢理に終わらせた。なぜならば、インクボトルからインクを吸い上げるという「儀式」をやってみたかったから。用意したインクは、純正のブルーブラック。ボトルのブルーブラックはカートリッジのとは違う「古典ブルーブラック」で、含まれている鉄の成分が紙の上で酸化するにつれ、徐々に黒くなっていくというもの。乾いてしまえば水にも流れにくい性質と引き換えに、万年筆が詰まりやすいというデメリットもある。
インクを変えるからペンを洗浄。コップに水を入れてしばらく置いたあとで、色のついた水が出てこなくなるまで水道水で流す。
ニブ(ペン先)にセロハンテープを貼って引っ張るとペン先が外れるから、ペン芯に溜まった水をティッシュに染み込ませて取り除く。
そして用意したのは、F(細字)のニブ。EF(極細)で使ってきたけど、もうちょっと太い方がいい気がするし、ボトルのブルーブラックはインクの流れが渋いとかで、その辺の対策も兼ねて。黒いのはなんとなくその方がカッコイイというだけの話。ペン先を曲げないようにペン芯に差しこむだけで交換完了。
続いてコンバーター(インクを吸い上げる部分)を装着して、いよいよ儀式の始まり。おしりの赤い部分を時計と反対周りに回してピストンを下げたら、インクボトルにドボンと漬ける。
赤い部分を右に回してインクを吸い上げる。案外すんなりとできてしまって拍子抜け。こうやってみると、確かにカートリッジインクよりも表面張力が大きいような感じがする。
ボトルのブルーブラックは、ブラックという名前から想像するよりも薄めで、書き始めと書き終わりで濃淡が違うという、いいのか悪いのかイマイチ判断の付かない感じ。ぼくの使い方では特に問題ないから、とりあえずはこのまま使っていこうかな。50mlもあるからなー、死ぬまで足りるかも?
こんにちは。
あの、突然ですみません。
LAMYが好きので、ここを検索しました。
ペンの洗い方について、いい動画があります。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=fzKVykcNP6M
色の濃淡が違うの問題がなくなると思います。
重要なポイントは一回目の水には洗剤(専門でなく、台所用洗剤ぐらいで良いです)を入れ、
二回目は単なる水です。
本当に簡単ので、英語が聞こえなくでも、動作で分かります。
あの、迷惑をかけまして、ごめんなさい。
(変な文法ですみません、外国人です。
これは変なADではないです。どうか安心で見てください。
コメントありがとうございます!
動画拝見しました。
普通の台所用洗剤でいいんですね~、びっくりしました。
次にインクを入れるときに挑戦してみます。
迷惑だなんてとんでもないです。
コメントをいただけて嬉しいです。
きれいな日本語で、最後まで外国の方だとは気が付きませんでしたよー。