2013年製。

ブリスター風パッケージ
この前のGPSロガーをいただいたという話の後で、ぼくが使っているAdobe Photoshop Lightroom 4.4という写真管理ソフトで、GPSのログから写真に位置情報を書き込めることに気がついてしまったらさぁ大変。いただきもののGT-800 Proはログを取り出すのにWindowsが必要だし、ソニーのGPS-CS3はログの取り出しはMacだけでできるけど、GT-800 Proを知ってしまった後では、精度がイマイチな事や電源を入れてからGPSを補足するのに時間が掛かるのがアレ。Macだけで完結できる、精度の高いGPSロガーを入手しなくては!
GPS-CS1ってこんなに大きかったのか!
それで、ちょっと時間をかけて探してみたけど、思うようなものが見つからないというか、GPSロガーってほとんど進化してないんだね。
パッケージにも2013年製のシール
結局HOLUXのM-241に決定。いつの間にか定番になっていたとはいえ、古(いにしえ)のモデルだから、在庫限りみたいな感じなのかと思っていたら、なんと2013年製のシールが貼ってあるではないか!ということは、まだまだこのまま現行モデルとして君臨するのかもしれないなー。M-241にしたのは以下の理由。

(1) BluetoothでMacとつながる
ドライバー要らず。ペアリングさえ済んでしまえば、あとはHoudahGPSGPXなりKMLで書き出せばOK。内部的にログファイルが複数に分割されていても、全部つながって1個で出てくる感じ。本当はUSBマスストレージなのがいいんだけど、無いんだよねぇ。

(2) USBでMacとつながる
ドライバーのインストールが必要。USB上にシリアルポートをエミュレートしているみたいで、その部分のチップを作っているメーカーからドライバーを入手してインストール。Bluetoothの無いM-241cや、そのOEMの旅レコ(GPSLOG)を使っている人もこれでいける(ハズ)。つながってしまえば、その後の操作は(1)と同じ。バッテリー節約のためのBluetoothのオン・オフが面倒だから、結局これになりそう。

(3) 乾電池で動く
バッテリー内蔵式の長時間駆動は捨てがたい魅力なんだけど、いざというときに充電されてないとか、出先で電池切れとか、バッテリーの寿命=本体の寿命とか考えるとねー。買ったところからメールで送られてきた日本語マニュアルによると、エネループにも対応しているとのこと。

(4) USB経由で外部電源を使える
M-241はGPSレシーバー(=アンテナ)として使えるようになっている関係なのか、USBからの電源供給ができる。実際にはそこまでしないと思うけど「できる」という事が大切(笑) 旅レコ(GPSLOG)の日本語サポートにも惹かれるものがあったんだけど、あっちは多分ここがダメ。
モバブーで動作可能

(5) 起動時間と精度
電源を入れてからGPSを補足するまで15秒くらいだったかなー。諏訪湖をぐるっとまわってみたログもこの通り。精度も十分。GPS-CS3を買うときにM-241も候補に上がったけど、当時はまだ外部ツールがここまで充実してなくて、「SDカードスロット搭載でPCレス」を選んだんだった。


保護フィルムは真っ先にはがすタイプ

パッケージの中身は、本体以外に、電池・取り扱い説明書(英語)・保証書・USBケーブル・シガーソケットアダプター・ネックストラップで、アプリケーションやドライバーの入ったCD-ROMは無くて、必要な人はメーカーサイトからダウンロードする形式になった。というわけで、写真に位置情報を付け加えるところから一歩踏み込んで、ログを取ること自体に興味が出てきてしまった(笑)

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