お友達のお父様の写真展を見に行くという毎年の恒例行事のついでに、今月いっぱいで閉店してしまうという「中華 飯島」でお昼を食べるという作戦。「飯島食堂」と言った方がピンとくるのかもしれない。開店は11時半だから、11時45分か50分に到着する予定で出発。そして飯島食堂のある入舟の交差点を颯爽と右折した僕の目に飛び込んできたものは…行列。マジかよ! 市営駐車場に車を停めて小走りで行列の最後尾へ。ここってタクシーの出入口なんだけどー。
そのまま冷たい風の中を1時間くらい並んで13時位にやっと入店。市営駐車場の無料時間終わっちゃったよー。相席になった地元のお年寄り3名のグループと、子供のころに南箕輪の祖父母の家によく来てました的な話をしながら店内を見回す。確かに中華料理屋だわー。店内は思ったよりも暗くて、違うカメラ持ってくれば良かったなーと思いながら、お年寄りグループをお見送り。そしてまた僕だけメニューが出てこないという状況をはさみつつ、有名だという「カツ丼」をオーダー。中華料理屋なのにカツ丼。ここで、お子様連れの御一行様と相席。ラーメンとカツ丼の大盛りをオーダーしていて、心のなかで「兄さんたち、素人じゃないね?」とつぶやく。
「カツ丼」登場! 伊那だから当然ソースカツ丼ね。うわさに聞いていたデカ盛りは、本当にどんぶりからはみ出しているではないか。その他は漬け物と味噌汁。またまたぼくだけ味噌汁がなかなか出てこないという展開のせいで、熱々の味噌汁が写っておりません。ご了承ください。まずはそのトンカツをどんぶりの蓋の上に避難させてから勝負開始。食べきれなければお持ち帰り用の容器をもらってテイクアウトにできるんだけど、スルスルっと平らげてしまった。衣は重すぎず、肉も柔らかくて大変おいしゅうございました。いつぞやの「みや川」のリベンジを果たしたぞ(笑)
相席の人のラーメンがいわゆる定食屋のラーメンですごいおいしそうだったんだよねー。もっと早くこのお店の存在に気がつくべきだったなー。ちなみにカツ丼の大盛りは重箱で出てきておりました。つくづく伊那谷パネェわ。お昼の営業時間は13時半までだったはずだけど、行列はまだまだ続く。なんか心なしか若い女性のグループが多かったな。この後、写真展を見に行きつつ、伊那の街の匂いを嗅いでから帰途につくのであります。