メカメカしい。

オーダーの翌日に到着
去年の11月にPEN E-P3と交換レンズ一式を処分して、特にレンズ交換式カメラに関してはもうあんまり興味がないはずだったのに、またまたひょんなことからかYouTubeでオリンパスの最新型カメラ、OM-D E-M5 MarkIIのレビューを観てしまったのが運の尽き。なにこれカッコイイ!…5軸手ブレ補正、防塵防滴、動画もかなり行けそう! これはなんとかして手に入れないと、売らずに残した魚眼レンズも浮かばれねぇ。帯に短したすきに長し的な、あるいはどれも個性的すぎてイマイチ使い勝手の良くない、現在所有の3台の「高級コンパクトカメラ」を処分して、レンズ交換式という自由な空間に再びデビューするのだ。

今までと正反対のカメラ
でもー、単焦点でレンズ固定のカメラの魅力も捨てがたいということで、1台だけ残すことにした。どれを残すのかを悶々と10日ほど悩み続けて出した結論は、dp1 Quattroが残留。この解像度と色はE-M5 MarkIIで置き換えられないし、そうは言っても去年の11月に買ったばっかりだし。お別れするのはライカ X2と富士フイルムのX100Sということに。

電源スイッチはOM-1Nと同じ場所
ライカ X2はシンプルな機能と操作体系に、とにかくエルマリート(=レンズ)の階調の豊かさとシャープさがすごい。できれば残しておきたかったけど、レンズが沈胴式で気を使うとか、AFが遅いとか、いちばん残念なのは寄れないことで、その1点でこの先も使用頻度は上がらないだろうという判断。その寄れなさ加減のストレスから、衝動的に購入に至った富士フイルムのX100Sは、高感度バッチリ・近接10cm・ローパスレスでクッキリ・近未来なハイブリッドファインダー。ここ最近ではいちばん使っているカメラだった。が、なんというのか、全体的に写真の色が青っぽい(あるいは赤味が少ない?)ような気がするのと、遅いAF・クセのある操作体系・ボディーの質感やスイッチの操作感が結構残念・デザインがアレ・絞りリングが1段刻み…的なところでイマイチ感情移入できなかった。

似たような写真ばかりで…
さしあたってライカ X2とX100SをE-M5 MarkIIで置き換えるためのレンズ選び。できるだけコンパクトで35~40mm(換算)になるレンズは、パナソニックのLUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH.か、オリンパスのM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 か。パナソニックの20mmはPENでI型を愛用していて写りは非常に気に入っていたけれど、1回売ったレンズを買い直すのもなー。あと(今となっては)AFが遅いのとうるさいのはII型でも変わってないみたいだし。じゃあオリンパスの17mmかー。でもこれも防塵防滴じゃないしなー。えっ? M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを今月中に一緒に買うと1万円キャッシュバック? じゃあそれで。予算オーバーだけど、いずれは買わないといけないと思ってたしー、防塵防滴だしー。

ヨーロッパでウケそう
という流れで揃ったOM-D E-M5 MarkIIとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROに、その昔、E-620だったか何かを買った時にもらった「瑞光ストラップ」を発掘してセットアップ。どうよ? それにしてもメカメカしいこの外観。ファンクションボタンが5個+レンズに1個=6個もある上に、撮影用の機能も盛りだくさんで、どのボタンにどの機能を割り当てるかの前に、どんな機能があるのかを把握するのが大変。あんまりわかっていない状態で撮ってみたのが昨日の写真なんだけど、やっぱり色はオリンパスがいちばんいいなぁ。シャープさも全然負けてない。なんとかがんばって使いこなせるようにして、今度こそひとり旅に出かけたい(笑)

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