遅すぎた決戦。


5月の連休のころに、こんなにきれいな花を咲かせていた庭の乙女りんごの木が、今年もまたアメリカシロヒトリの巣窟になっているのを確認してしまった。それ以外にも、なにやら小さなゾウムシみたいなものが、これも毎年のこと。


今までもスプレーの殺虫剤でそこそこの駆除はしてきたけれど、乙女りんごの木も大きくなって、上の方まで殺虫剤が届かない。このままではご近所に迷惑になるから重い腰を上げることにした。まずは殺虫剤。往年の名作「スミチオン」を入手。1000倍に薄めればいいらしく、100mlでも数年は使えそう。


そしてそれを高いところまで散布するための、噴霧器も一緒にオーダーしてみた。こういう加圧式の噴霧器と言えば金属製のイメージでいたけど、今時は樹脂製で軽くスタイリッシュ。ホースも柔らかいし、ノズルまで軽くていたれりつくせり。


加圧し過ぎで寿命が縮むのを防ぐための安全弁の他に、紫外線でタンクが劣化して事故が起こらないように、交換時期をお知らせするシールが貼られている。日が長くなったから、会社から帰ってきてちょろっとやるつもりでいたら、クルマの塗装に影響があるかもしれないという注意書きを発見して、とりあえず週末まで延期。

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