がんばってもいないし、結果も出していない自分にごほうびってことで、ビビビ!っと来たやつを入手せしめたんですが、残念ながら即日返品した件について。箱を開けると和紙のターンテーブルマットが鎮座していてテンションが上がる。
仕事や家のことを一通り片付けた後で組み立て開始。このアクリルのプラッターと、薄型のデザインに一目惚れ。ベルトドライブだけど、光学センサーで回転を検出してDCモーターへフィードバックするっていうのもステキやん? クソ高いのに、50Hzと60Hzでプーリーを掛け替えるとかいうのは今時ホントにナンセンス。
PLX-1000に比べると、カウンターウェイトが結構重い。ということはアーム自体が重いのかもしれない。んー、なんとなく微妙な感じになってきたぞ。
ここからテンション急降下。まず同梱のカートリッジの針が曲がっている。幸いにも互換性のある針を持っていたから付け替えて事なきを得る。他にも、ACアダプターの箱が潰れたままセットされていたりと、少々雑な感じ。
そしてここが致命的。アームを上げた状態と下げた状態(=再生中)で、カートリッジの左右方向の傾きが変わる。ということはつまり、アームが水平に取り付けられていないということで、完全にアウト。標準価格12万円のプレーヤーでこれはありえない。
ネジ1本で横からとめるっていう、高さ調整機構の問題のような気がするんだけど、もしかするとたまたまハズレ個体だったのかもしれない。デジタル出力搭載だから、D/Aコンバーター経由でレコード聴いたりとか、期待してたんだけどなー。そんなこんなでPLX-1000の続投決定。10万円以下でPLX-1000を超えるプレーヤーは無いかもなー。