スウィングしなけりゃ、

ソロ・ピアノかー

チック・コリアのソロピアノのコンサートにお邪魔してまいりました。その名も「From Mozart to Monk to Corea」でございます。(セロニアス・)モンクはいいけど、モーツァルトというのに若干嫌な予感を感じます。今回のこのコンサート、本当はお友達がこっそりとひとりで行く予定だったものがFacebook方面で別のお友達にキャッチされて、ぼくにも声をかけていただいた次第。いつもありがとうございます。

これ以降は撮影禁止

77歳のチック・コリアはシャキッとしていて優しくわかりやすい語り口。なんかモーツァルトとかガーシュウィンとか言ってるなぁと思ったら、やはり1曲目は(多分)モーツァルトの何か。途中から即興に切り替わった感じ? その後のガーシュウィンの『Someone to Watch Over Me』はわかったぞ。そんな感じで前半はクラシック、後半はジャズみたいな構成の曲が何曲かあって前半が終了。もしかしたらこの辺にエリントンとかモンクとかあったような気がするとかしないとか。

反省会開始

休憩を挟んで今度はオーディエンスからひとりステージに上げて、似顔絵ならぬ似顔曲を即興で弾いてみたり、またまたウデに自信のある(?)オーディエンスとチック・コリアと連弾で即興するというのがあったけど、あまりの上手さに「仕込みじゃね?」とか思ったりしましたよ。引き続きチックの弾くメロディーでコール&レスポンス。この辺りで会場は一体感に包まれておりました。

すべてを焼く

そして『チルドレンズ・ソング』の中から6曲くらい? これが彼のライフワーク的な作品だとか。でも、このコンサートって未就学児お断りじゃん? まぁまぁそれはいいとして、チック・コリアのピアノは正確で速くてすばらしいんだけど、なんかやっぱ単調だよな。なんかこうもっとわかりやすい「ダシ感」というのか「うま味」に乏しいというか…ぼくには知的すぎるのかもね。実質クラシックのコンサートだったなという感想。それでもアンコールで『Spain』をやってくれたりして、これはこれで満足し太郎。んー、ぼくにとってのチック・コリアはエレピでフュージョンなんだよなぁ。

運転手ありがとうございます

というわけで、会場を移して今回のコンサートの反省会をしつつ、日曜の夜は更けていくのでした。

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