先週末に久しぶりにお友達に会ったら彼もオーディオを再開していた話の続きというか、ボーナストラック。
USB-DACいらない派
お友達はマランツの今をときめく最新型のSACD 30nという全部入りプレーヤーを使っていて、その前は同じくマランツのNA6006というネットワークプレーヤーで聴いていたとのこと。玄関に放置されていたそれを格安で譲ってもらえるというから、ハイエナのように引き取ってまいりました。ちなみに、買い替えた理由はNA6006にUSB-DACの機能が無いからだとか。
実はあたくし、家に帰ってきてセットアップしてその日の夜にWebでラインナップを確認するまで、CD6007と混同しておりまして、ひとつ前のモデル的な認識でおりました。現行モデルがこんなにお安くて良かったんでしょうか? また今度、何かしらのおいしいものをごちそうしますね。
こじらせない選択
で、これを今まで使っていたヤマハのネットワークプレーヤー、NP-S303と入れ替える作戦。物理的な設置を済ませてWi-Fiでネットワークに接続。後はNASにインストールしてあるBubbleUPnP ServerでNA6006をOpenHomeのレンダラーとして登録すれば準備完了。この前買った1986オメガトライブを再生してみると…いい音するじゃん! パッと聴きでもNP-S303よりも厚みと奥行きがある音なのがわかる。
その他で圧倒的に良いところは、ディスプレイの日本語表示ができるところ。いらないと思ってたけど実際使ってみると違うもんだなー。純正のコントールアプリのHEOSはストレスなく動くし日本語の検索もできて、検索機能が全く無いヤマハのMusicCastはここでも敗北。HEOSの評判が良くなかったからヤマハにしたのに、いつの間にか追い越されていた? というわけで、NP-S303は引退することになった。
CDプレーヤーは続投
去年の秋に買ったCD-P650-Rと比べるとどうなのか、CD-P650-Rのデジタル出力をNA6006のデジタル入力に接続してCDを再生しながら、アンプの入力を切り替えて聴き比べる。んー、これは正直なところ甲乙つけがたいなー。CD-P650-Rの方が全体的にスッキリクリアで、やはりこのワイドレンジ感とスピード感は捨てがたい魅力。悪く言えば素のままの音のイメージで、高域が荒いと言われればそうかもしれない。対するNA6006は重心が低めでウエット、若干の余韻と言うか響きがある感じがする。そのせいか、ボーカルに実体感があって良い。悪く言えば演出感がある音。10人が聴いたら7人はNA6006の方がいいって言いそうな感じ(笑)
今後の課題
ネットワークプレーヤーがヤマハからマランツに変わったことで、今契約しているDeezer Hi-Fiが非対応になった。iPhoneやiPadからAirPlayで飛ばせば問題ないんだけど、Amazon Music HDが使えるようなったからこっちに切り替えたほうが快適なのかもしれない。ハイレゾストリーミングに興味がないとは言わないけど、月額が上がるのとAmazonって言うのがちょっとなー。レコード聴いてる時間が長いから、配信にあんまりお金かけたくないんだよなー。