久しぶりにCDを買いました。『「犬神家の一族」オリジナルサウンドトラック』でございます。1976年の映画のやつ。このCDの発売は2018年で、「オリジナルLPを忠実に再現した紙ジャケットでCD化！」とのこと。LPに入っていたと思われるライナー以外に、『愛のバラード』のシングル盤のジャケットのミニチュアと、音楽を担当した大野雄二のインタビューが別のブックレットで入っている。CDのレーベル面はレコード番号こそCDになっているけど、LPのものを復刻していると思われる。
実はこのアルバム、SpotifyやDeezer等々の配信でかなり前から聴いていた。そんなに気に入ったならば手もとに置いておくべきと思いつつ、CDを買うと聴かなくなるという今までの経験と、角川映画の主題歌を集めたオムニバスのCDを持っていることもあってなんとなく買わずにいた。実際にこうやってCDを手にしてみると、配信にはない情報や、いつでもお気楽に再生できる解放感があって満足し太郎。なんだかんだ言ってもCDプレーヤーの稼働率が高い。
メインテーマの『愛のバラード』が最高なのはもちろん、『仮面』と『受難の血』の2曲が特に良い。繰り返し聴いているうちに気分が盛り上がって、この前の連休で整理した本棚から昔々に1回だけ読んだ横溝正史の原作を発掘して週末に一気に読んでしまった。犬神家の一族は、諏訪がモチーフになってるんだよね。伊那も霧ヶ峰も出てくるし、那須湖は諏訪湖ですね？わかります。
裏ジャケットにあるふたつのシーン、有名な佐清(スケキヨ)の足は原作では冬だから氷が張っているし、もうひとつの佐智(スケトモ)の死体はここでは発見されていないとか、映画化する上でいろいろ変更されていることを改めて知った。1976年の映画も見直してみたい。
ジェーンが来る
全くの余談だけど、映画といえばあの『稲村ジェーン』がついにBlu-ray・DVD化されるってことで、オレ様的に話題騒然。あの夏に1回見ただけでそれ以降お目にかかれていない幻の映画がついに！ 絶対見たいんだけど、(たぶん)1回見れば満足のDVDに8,000円弱も出せねーわー。物語の舞台は東京オリンピックの翌年という設定だったから今年なのかな。そういう意味ではオリンピックのおかげかもしれない。
はじめまして。いつもブログ楽しく読ませて頂いてます。
前回のブログでマーティン・デニー『A Taste Of India』をここで知り、LP盤が欲しくなり(笑)、
今回は「犬神家の一族」サントラ。これも欲しくなり購入しました。
両方とも、まだ自分が生まれる前の作品ですが、本当良い音楽ですね。
これからも色々な音楽を紹介して頂けると嬉しいです。
楽しみにしてます。
康晴さん、はじめまして！
コメントありがとうございます。
ブログを読んでもらえるだけでも恐縮なのに、紹介した音楽を気に入ってもらえるなんて嬉しすぎて死にそうです。おそらくはぼくと同じような感覚をお持ちだと思いますので、あんまり人に言わないほうが…いやいや、冗談です(笑)
素敵な音楽はまだまだたくさんあるので、この先も精進したいと思います。これからもよろしくお願いします。
(『A Taste Of India』はJET SETというレコード店のネットショップにまだあるようです。)
ありがとうございます。お返事頂いて嬉しいです。『A Taste Of India』チェックしてみます。
自分はやはり好きな音楽が、マニアックかもしれません(笑)
廃棄の写真ブログも拝見しました。これもまた廃棄写真等みるのが好きで、全部読みました。面白かったです。
自分は長崎の軍艦島が好きで見に行きましたし、DVDも持ってます(笑)
廃棄関連で一番気になってるのが茅ヶ崎のパシフィックパーク。なかなかネットで写真等出ないし、映像も無いので、
ずっと気になってます。すみません長々と書いてしまいました(汗)。これからもブログ楽しみにしてます。
康晴さん、ありがとうございます。
まさかの廃墟まで！ ぼくは近間のカジュアルなやつしか覗いてないですけど、有名物件には憧れますねー。廃墟趣味はそこそこメジャーになってしまったので、なかなか行きにくい部分もありますが、世の中が落ち着いたらまた行こうかなー。
茅ヶ崎パシフィックパークはあの独特の外観がそそりますね。おそらくは警備がしっかりしているのではないかと…誰か(人∀・)ﾀﾉﾑ (笑)