狂った団結。

レコードサイズに映える

今月2枚目のレコードでございます。ライブラリー・ミュージックの巨匠、Janko Nilovicが「Mad Unity」名義で発表した『Funky Tramway』。オリジナルは1975年発売でライブラリー盤もあるとか。これは2017年のリイシュー盤。例によってどこも売り切れで、ちょっとだけ探しました。ライブラリー・ミュージックというのは、映像系のプロ向けBGM集みたいなものかなー。本来ならばあんまり表には出てこないジャンルの人だけど、90年代初頭のレア・グルーヴ流行りの時に発掘されたらしい。

「Janko Nilovic」は「ヤンコ・ニロヴィッチ」だと長いこと思っていたんですが、インターネッチョで検索すると「ジャンコ・ニロヴィック」とか「ヤンコ・ニロヴィック」と書いてる人がそこそこいてどれが正しいのか混乱していたところ、最新作(Janko Nilovic & The Soul Surfers名義)のCDの日本盤の帯に「ヤンコ・ニロヴィッチ」と書いてあるのを確認いたしました。「ジャンコ」はねぇな、と思っていましたけども。

ヤンコ・ニロヴィッチのアルバムは『CHORUS』をCDで持っていて、そのジャケットに女性が写っているし、基本的にインストだけどコーラスやスキャット的なボーカルが入っていて、それがすべて女性の声だから無意識に女性だと思っておりました。が、どうやら男性のようですな(笑)

ジャケットが女性といえば、彼自身がいちばん気に入ってるという『SOUL IMPRESSIONS』のジャケットもそうなんだよなー。代表作だって話なのに配信に無いから最初はこれのCDを買うつもりでいろいろと調べていたら、同じ年に『Funky Tramway』が出ていてジャケットが断然オシャンティーだったから予定変更。でもこっちは配信にある(笑) ジャケットのトラムに乗っているのがおそらく「Mad Unity」の皆さんなんだろうけど、ここでも女性が目立つわー。

「フレンチ・コズミック・ファンク」だというその内容は、MOOGシンセサイザーのコズミック感とエレピのからみが心地よいファンクミュージック。レトロ感はあるけど完全にレトロじゃない浮遊感が大変良い。音質はあんまり良くないなー。まぁまぁ、のんびりと聴いていきましょう。

フランス盤なのかな?

  1. こんにちは~いつも勉強させてもらってます~
    『Funky Tramway』カッコイイ音楽ですね。初めて知りました。
    ブラスがカッコイイし、ドラムも生々しくて、また欲しくなります(笑)
    フュージョン系ですね~聴いてるとBOB JAMESとJoe Sample久々に聴きたくなりました~

  2. 康晴さん、ありがとうございます。

    これ以外にもレア・グルーヴ流行りだったころに入手困難だった盤が出てたりするので買ってみるんですが、ぼく自身はもう飽きているような感じです(笑)

タイトルとURLをコピーしました