4年待った。

エイミーの『AMY』をゲットいたしました。このレコード、たまにインターネッチョで見かけると、もれなく「見本盤」でお値段は2~3万円というまさしく「幻の1枚」。滝沢洋一経由でこのアルバムを知ってから待つこと4年、発売されることを知った6月に速攻で予約して首を長くして待っていた。

今のところ配信もCD発売も無し
エイミーご尊顔

オリジナルの発売は1983年で、松原正樹が全面プロデュースしたということで最近の再評価につながっているんだと思う。その松原正樹はどんな人なのかというと、松田聖子の『渚のバルコニー』とか、中森明菜の『北ウィング』とか、松任谷由実の『中央フリーウェイ』等々でギターを弾いている超売れっ子のスタジオミュージシャン、あるいはセッションギタリスト。

だがしかし、『瞬間少女』でデビューするも当時は全然売れなかったみたいで、彼女はこれ1枚を残して消えてしまった。なんだか間宮貴子の『LOVE TRIP』に通じるものがありますな。今はどこで何をしているのか…「エイミー」で検索すると「エイミー・ワンインハウス」しか出てこないこんな世の中じゃ…ポイズン。

アルバムの内容はズバリ「アイドル歌謡」かなー。そういう時代だったというのもあるだろうけど、彼女の声は明らかにそっち向きで、ストレートで技巧的ではないのが余計にそう感じさせるのかもしれない。楽曲的にはB面の1曲目『WEEKEND THEATRE』と2曲目『PARTY NIGHT』が滝沢洋一の作曲でやはり飛びぬけて良い。『TONIGHT』と『GRADUATION』はエイミー本人の作曲で、声を張っていないこっちが本来の(?)彼女なのではないかと思わせる。

HMV Record Shop は毎回品質が不安

レコードの販売元は品質に不安があるHMVレコードで、無音部分でゴーゴーいう感じもないとは言えないけれど、とりあえずキズやゴミが一緒にプレスされていることも無くて一安心。それにしてもレコード1枚4,000円オーバーの世界はいつまで持つんでしょうかねぇ。滝沢洋一の幻の2ndアルバムが出たら高くても買うけどー(笑)

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