喫緊の問題。

戦争はよくない

2022年現在でオーディオや楽器用の真空管を作っているところは大きくロシアと中国とスロバキアの3つ。だがしかし、中国の曙光電子は真空管製造から撤退する(した?)という話があって、スロバキアのJJ Electronicはウィルス騒動で生産が止まっているらしく品薄な状況。そしてロシアも、今回のウクライナ侵攻による経済制裁でダメかもわからんね、ということになってしまうのではないか。

このロシアの真空管製造なんだけど、ロシアの会社がやってるのかと思ってたら、アメリカのNew Sensorという会社の工場がロシアにあるというのが真相だった。そこで作っている真空管は「Electro-Harmonix」「EH GOLD」「TUNG-SOL」「GENALEX GOLD LION」「MULLARD」「SVETLANA」「Sovtek」…全部じゃん(笑) といういうことはロシア製の現行管は見た目が同じならば、違いはガラス管のブランドロゴだけか。

現行管の方が音がいいかも

今年の初めに松下のNOS管を買ったばかりだからすぐに必要じゃないんだけど、この先真空管(現行管)が極端に品薄+値上がりする可能性を踏まえて予備を用意することにした。Simply Italyで純正扱いのTUNG-SOLのEL34Bを2本(1組)確保。これでEL34は3組。小さい方の真空管(12AU7)は4組あるから死ぬまで大丈夫(笑)

かなり余裕のある梱包
2019年7月製造
動作確認OK

今回はテクソルというところで買ってみた。送料880円を含んで8,472円。ペアでもお値段据え置き。現行管はそこそこ安めで、発送も迅速。いいかも。

あとはSimply Italyが真空管を巻き込んで故障しないことを祈るだけ(笑) そうそう、この件に関してちょっと前に「同じユニゾンリサーチのUnico Primo(pdf)は故障しないし、音もしっかりユニゾンリサーチ風味でいいですよ。」というメッセージを匿名でいただいた。(ありがとうございます!) それから少し気にしつつ諸々を眺めているけどなんか値上がりしてる? 去年の秋に佐久のハードオフに88,000円で出てた美品を迷わず確保しておくべきだった。

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