幼なじみから「誰も住まなくなった実家を整理していたところ、古いレコードが出てきたから出頭せよ」という連絡もらって、お手伝いという名目で忍び込んでまいりました。お互い結婚した辺りでおじゃましなくなったから、20年ぶりくらいになるんだろうか? ものすごい懐かしさを感じると思ってたけど案外そうでもなく、でもいろんなものが昔のまま昔の場所にあった。
レコードは山口百恵の『百恵伝説』という5枚組を筆頭に、とんねるずや聖飢魔Ⅱ、浜田省吾の12インチシングルなど。7インチはたくさんあるのに、どれも裸でジャケット等々なし。こういうのはどうするのがいいのかな。
予定外だったのが、AKAIのX-1800SDというオープンリールデッキが発掘されたこと。いや、正直に言うと昔から何かあるのは知っていた(笑) 改めて対面すると、これはこのまま捨ててしまうのは良くないことなのではないかという気持ちが湧いて引き取ってきた。
調べてみると1960年代後半の製品で、当時の価格が11万円。値段もさることながら、この重さ(17kg)がなんか凄みを利かせてくるんですよねー。
家に帰ってきてコンセントを挿してみると…驚いたことに動くではありませんか。動くといっても、側面にある8トラックのテープを再生するだけで実質的にはジャンクだね。アクセサリーと書かれた箱に入ってるテープは反対側のリールがないからどうしようもない。それ以前にセット方法がわかんない。
お友達に「やっぱダメだわ」という連絡をして戻させてもらうことにしつつも、やっぱりこのまま捨ててしまうのはなんか残念と思ってしかるべきところに持ち込んでみたら、6,000円で引き取ってもらえた。とりあえず廃棄は避けられたことでホッとしている。彼がこのことを知るのはこのブログを見た時だ(笑)