解脱。

オーロラサウンドのVIDA primaとラックスマンのE-250のフォノイコライザー対決は、E-250が勝利いたしました。8月に中古美品としてやってきたVIDA primaはオークションで新しいユーザーの元へ旅立っていった。損切り2万円。3ヶ月くらい手元にあったとして6,666円/月。高いなー。

ミュートスイッチはそれほど便利ではなかった
造りもE-250の方がいい

決め手はなんだったのか…いちばんはやっぱり音かなぁ。E-250からVIDA primaに変えた直後は全体的に引き締まったマッチョな音に「なるほど」と思ったんですよ。その後、数日~1週間くらいで交互に入れ替えつつ聴いてるうちに、VIDA primaの出番がどんどん減っていって、最終的に使わなくなってしまった。VIDA primaに比べるとE-250の方が自然で明るく華やか。ぼくの好みはこっちかなーと。

電源スイッチが背面なのはちょっとねぇ

音質以外の部分では、背面に電源スイッチがあるVIDA primaはやっぱり使いにくかった。あとはゲインが高すぎるかなー。テクニクスのSU-G700と組み合わせるとSignal Overflowの表示が出る→SU-G700のアッテネーターをONにするとなんとなくつまらない音になってしまうのでありました。E-250は特にMCでゲインが低いみたいなことを言われるけど、ボリューム上げればいいだけの話でこの方が扱いやすい。Simply Italyのアナログボリュームの端っこはあんまり特性良くなさそうだし。

おまけの話で、オーロラサウンドの代表で製品の設計をしている唐木氏の件。前職がテキサスインスツルメンツの技術者だって聞いてたけど、実は営業だったんだねー。オーディオ的には自作系の人だった。なんかちょっと納得(笑) だからダメと言う話ではなく、痒い所に手が届くマニアックな製品づくりが面白い。その代わりちょっとクセがあるかなー、と。それが魅力でもあるんだろうけど。ブルースやジャズのドロドロした部分(?)を楽しみたいならオーロラサウンドかもね。

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