今月の3枚。

桜も終わって平常運転に戻りつつある週末は久しぶりにマターリと音楽にひたっております。オーディオ方面は1週間〜10日周期でデジタルアンプと真空管アンプを入れ替えたりで相変わらずな感じ。レコード関連はカモメのM44Gで一応の完成ということなのか以前ほどの熱量はなく、針はJICOの牛殺をボリューム大きめで。全般的に不満もなく…SHUREのV15なんちゃらを聴いてみたい気持ちがちょっとだけある。そういえば、門あさ美の高橋幸宏プロデュースの2枚がレコードで出るとか。当時の盤を持ってるしCDも買ったからスルーかなぁ。

惰眠をむさぼるレコードプレーヤー
CDプレーヤーで再生する贅沢
CDブームが来る…来ないか(笑)

35周年+9年

レコードが高くてねぇ

そんなこんなで、ここのところはサブスク(配信)で色々と聴いていたんだけども、やっぱなんか足りない感じがあったのか、気がついたらCDを3枚ほど買っておりました。まずは河合奈保子の『私が好きな河合奈保子』。ファンの投票で選ばれた37曲をCD2枚に収録したベスト盤。DISC1はシングルから、DISC2はアルバムやシングルのB面からのセレクトとのことで、サブスクで聴いた時に後半が知らない曲ばかりって思ったのも腑に落ちた。CD2枚という区切りや投票に関する解説があると、どこの何を聞いてるのかが把握できて良い。河合奈保子はリアルタイムではあんまり記憶がないのに、やたらノスタルジーを感じるのよねぇ。後半(?)は自分で作詞や作曲もしてるんだよね。松田聖子・中森明菜に続いてそろそろ河合奈保子再評価の大波が来ると思っているところだけど…このCDは2015年の発売なんだよなー。オレ様的にはDISC1では『デビュー〜Fly Me To Love』、DISC2では『プリズム・ムーン』が好きかなぁ。

彼女も根強い人気がある

しっぽりと

なんでサブスクにないんだろうか?
オリジナルのレコードから気合入ってた感じ

次はソニア・ローザの『SAMBA AMOUR』。オリジナルは1979年の発売。これはどちらかというと大野雄二プロデュースという方面で知った1枚。YouTubeにはあるけどサブスクには無いんだよね。もう何年もタワレコのほしい物リストに入れたままだったのをようやく入手した。ちょっと厚めのケースから、おそらくレコードに入ってたと思われるインナーが原寸のまま出てきた。気合い入ってるなー。アルバム冒頭からどっぷりと大野雄二で思わずニンマリ。夕日の海岸に不二子ちゃんが立ってる感じ(笑) 現代的な感覚からするとブラジル風シティーポップなのかなー。ソニア・ローザのボーカル(日本語もあり)は大変に心地よい。が、子供が一緒に歌ってるのが1曲あって、そこだけがちょっとなー。悪くないんだけどなんかなー。ジョン・レノンも息子にドラム叩かせて歌ったりしてるけど、なんなんだろうな、こういうの。

食前酒

唯一のアルバムが名盤ってのがサイコーの夏

最後は藤本健一の唯一のアルバム『apéritif』。以前にこのブログのコメントで教えてもらってほしい物リストに入れたままだった。オリジナルは1986年の発売。いわゆるシティーポップというのか和製AORの隠れた名盤的なやつ。今回のCDは2023年のリマスター。サブスクに無いと思って買ったらあるじゃん! Apple Musicは24bit/96kHzのハイレゾ。CDとハイレゾを聴き比べてみたら…微妙なところだけど低域(ベース?)がハイレゾの方がややクッキリしてるかなー…音場感とかは特に違いが感じられない。CD買ったせいだろうな(笑) これもCDには本人によるライナーノーツがついていたり、シングルのジャケットが印刷されていたりして、やはり物理メディアはいいものですな。どう聞いても佐藤博だろってのが何曲かありつつ、クルマで聴くのが相性良さそう。

音源はこちらからどうぞ

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