パンフォーカス。

GR IIIxの売却からスマートフォンのカメラがどのくらい使えるのかの実験を経て、OM SYSTEMのTG-7を購入するという一連の流れは実は万博のためにありました。結果は大成功!というわけで、大阪行きのアウトテイクを載せつつ備忘録的なものを。

指ガード

PLフィルターと排他使用

TG-7はレンズ前面に保護ガラスが付いてるけれど、交換できないから実質レンズの一部で、メガネ拭き等々で拭くのには抵抗がある。別売りの純正レンズバリアはいちいち開閉しないといけないのがアレで却下。で、万博に行くに当たって採用したのが保護フィルター。これならメガネ拭きでサッとやれるし、実際何回か指紋が付いていて拭き取った。コンバーターアダプターと保護フィルターでレンズ周辺の厚みが増して、GR用の高級馬革ケースに入らなくなってしまうのが残念ポイント。副次的に指が写り込むことがなくなったから、保護フィルターは使わない主義ながら、TG-7には”指ガード”として引き続き採用する。ケース方面はGRを買ったときに仕入れたマンフロットのやつがシンデレラフィット(笑)

LEDライトガイドとか全然使ってない

押すだけ

今回はすべてPモードで撮った。細かい部分では最高感度をISO3200に、最低シャッター速度を1/160秒にした。暗いところでは自動的にシャッター速度がこれ以下になる。道頓堀のネオンを立ち止まらずに撮ったりしたけど案外ブレていない。ズーム側で撮ったやつにブレてるやつが何枚か。被写体ブレもあるから今後は1/250秒に設定しておく。

ズームできる幸せ
どういう話なんだろうか?
「神農生活」の貯金箱
ゆるさの極地
手持ち夜景モード(カメラ内JPEG) / RAW現像

夜景と言えば、1ショットで8枚連続撮影して合成してくれる「手持ち夜景モード」があって、これも試してみた。このモードの場合、合成されたJPEGと最初の1枚がRAWデータとして保存される。JEPGもこれはこれでOKだけど、やっぱりRAWデータからPureRAW→Lightroomの方がいいかな。

電池と位置

バッテリー持ちはGR IIIxに比べたらかなりいいけど、もうちょっとがんばってくれるといいかなぁというところ。Log記録はオフにして撮影時の位置情報記録はオン、背面液晶の輝度最大(+7)でRAWのみ、こまめに電源を切るようにして230枚くらい撮ったところで電池切れ。地下や屋根があるところは仕方がないとしても、電源入れてすぐに撮ると位置情報が記録されない事が多い。旅行なんかではスマートフォンのアプリ(OI.Share)を併用するのが移動履歴も記録できていいかもね。

赤・青・黄
コモンズパビリオンの壁
生カカオの末端価格がアレ

それで大阪2日目は朝から電源を切らない(1分でスリープになる)ようにしてみたら、なんと33枚撮ったところ(モーニングの後くらい)で電池終了。マジっすか!後から確認するとホテル出てからずっと地下で、新世界はアーケードの屋根があったせいで位置情報が記録されていない写真がほとんどなのと、記録されてる写真でも位置がかなりズレてる。んー、一晩明けたら1回は位置情報を掴み直しさせないとダメなのかも?

撮りすぎ問題

最大輝度の背面モニターが炎天下で見えないのはどうしようもないかなぁ。今回はメガネをかけたままにしていたから、近くがボケボケに見える状況もプラスされて、水準器とヒストグラムだけを頼りにほぼ感覚のみで撮った。画面表示をモノクロにする(=カラーモードをモノクロにする)と露出の感じが掴みやすいという話を聞いてやってみたけど、そもそもモニターが見えないからどうしようもないわ(笑) でも、漠然と撮るのに25mm相当の広角はとても良かった。

誰もいない通りも味わい深い
こういうのはどこでも同じ
逆光でサッポロポテト系のゴーストが出る時がある

そうやって感覚だけでバシバシ撮るのも考えないといけない。2日間で撮った写真が約570枚。すべてをRAW現像しないとしても、採用する写真を選ぶのが大変だし、そもそもちゃんと考えて撮ってないからまともな写真がなさ過ぎてアレ。結局すべてをRAW現像しましたわ(笑) PureRAWだけで処理に3時間! そのおかげで手前から奥までバッチリピントが合っている写真がとても気持ちがいい。スマートフォンで見てもわかる別次元のシャープさでしょう?

Lightroomで反射除去してみた

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