ブラックで。

これまでのあらすじ

今年の4月くらいからマランツのネットワークプレーヤーNA6006がOpneHome経由で操作できなくなって、仕方がなく純正のHEOSを使っていたが、ついにHEOSでも再生が止まる状況が出てきてしまい買い換えを決意。オーディオショップに相談に行ったところ「WiiM Ultra」と「Bluesound NODE」をオヌヌメされた。

新型になっていた

そこから1週間、その2機種を中心に最近のネットワークプレーヤーやストリーマーと言われるものを研究した結果、なんだかんだでNODEがいいかなーと思って2週連続でオーディオショップへ。スパッと決めらないのは内蔵DACの音質がどのくらいのものかわからないのと、WiiM Ultraの方が新しくて性能のいいDACチップを搭載していて、ネット上では評判がいいように見えたから。両方聴かせてもらって最終判断をするつもりだったのが、担当者が再生に使うタブレットを持って外出してしまっているとかで試聴できず。で、ボスに音質のことを聴いてみたら、即答でNODEの方がいいよ、と。発売が2021年だからモデルチェンジが気になる話をしたら、最近マイナーチェンジされたとのこと。え!初耳なんだけどー。

このテーブルでコーヒーをいただく

マイナーチェンジの内容は「音質強化」としか説明されなかったけど、その場で新型のブラックをオーダーした。お値段は24,000円アップの11万円。在庫切れで月曜日に納期の連絡をくれるとのこと。帰ってきてマイナーチェンジの内容を検索してみるも日本の公式サイトには情報無し。海外サイトまで範囲を広げてみたらあったあった。DACチップを高性能のもの(WiiM Ultraと同じ)に変更、電源を低ノイズ化、ヘッドホンアンプを高性能化して去年の9月くらいに発売されたみたい。Bluesoundの10周年記念限定モデルだった「NODE X」をそのままレギュラーモデル化した感じなのかな。Bluesoundの製品にはモデルナンバーがあって、マイナーチェンジ前のNODEがN130(2021年モデル)、NODE XがN131で、今回オーダーしたNODEがN132(2024年モデル)ということらしい。


月曜の朝イチでオーディオショップから連絡が来た。旧モデル(N130)はブラックが終売でホワイトが在庫のみ。お値段は変わらず83,600円。在庫がはけるまで国内では告知無し作戦? 新型(N132)は入荷まで2~3週間かかるとのこと。旧モデルが安くなっているわけでもないから改めて新型のブラックでお願いした。結局試聴しないで買ってしまったけど、オーディオショップに相談して正解だったね。ネットの情報だけだったら何も知らずに旧モデルの在庫を買っていたと思う。それ以前に、使う気にさせないHEOSのマランツCD 50nを20万円で買っていたかもしれない(笑)

決め手

WiiMとBluesoundは両方とも勢いがあるメーカー。アップデートで機能が追加されたり、コントロールアプリの使いやすさで評判がいい。どうしてNODEにしたのか…それはズバリ見た目というか、WiiM Ultraのデザインや質感がぼくの好みではなかったところが大きい(笑) NODEはコントロールアプリにWindows版があるというのもポイントかな。WiiM Ultraはフォノ入力や音場補正等々機能満載なんだけど、どこかカジュアルな感じというのかなー、オマケっぽいんだよね。タッチ対応のモニターが付いててアートワークが表示されるのも一瞬いいと思ったけど、老眼で音楽を聴く位置からはよく見えないだろうし、タッチパネルも使わない自信がある。真空管アンプで聴くときは内蔵DACを使うからそこだけが懸念材料だったのが、NODEのマイナーチェンジでクリアになった(と思う)。DACチップでどのくらい音が変わるのかわからないけど。

NODEはDirac Liveという音場補正アプリに対応したみたいで、アプリケーションと対応マイクをそれぞれ買わないといけないけど、追々試してみたいところ。

体験してみる

オーディオショップではこの日「ケーブル試聴会」をやるってことで、ケーブルでは音が変わらない派というか、ケーブルには興味が無い派だから、こんな時じゃないとまず参加しないだろうと思っておじゃましてみた。自分でいろいろやるよりも客観的だろうし。

機材は背面が見えるセッティング

電源ケーブルから始まって、ラインケーブル、スピーカーケーブル、リードワイヤー、デジタルケーブルと一通り交換しながら聴き比べて1時間半くらい。んー、変わると言われれば変わったような気がするけど、音の記憶はケーブルを交換してるうちに消えてしまう。あらかじめ同じ条件のもとで録音してきたものを瞬時に切り替えるくらいしないとわからないし、本当に違うなら計測結果や波形で示してもらいたい。

お疲れちゃん!

計測では音の違いはわからないって言ってたけど、低域の出方がどうとか硬いとか柔らかいとか説明通りの違いがあるなら波形に出るから。楽器とかインピーダンスが高いところならケーブルで変わるのもあるだろうけど、普通のオーディオでは誤差以下だと思うけどなぁ。デジタルケーブルに関してはもう何も言うことは無い。音以前に重いケーブルで機材の端子がダメになりそうだし。途中で帰った老紳士…わかります(笑)

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