十年浪漫。

会社のPCをようやくWindows 11にした。HP Elite SFF 805 G9というスリムタイプのデスクトップ。CPU(APU)はAMDのRyzen 7 8700Gで、メモリはDDR5-4800が16GB×1だったからHP純正の16GBメモリを追加して合計32GB。このメモリが1枚で2万円を超えていて、結構高いけど仕事用のPCだから保険だと思っていた時代がぼくにもありました。PCを注文したあたりで、昨今のAI需要によるメモリ高騰のニュースが入ってきて純正メモリの値段に納得する。若干出遅れつつ、ギリギリセーフだったかも。当初は自作の予定でいたけど、なかなかいいケースが見つからないのとBTOよりもお金がかかるから全然進まなかった。

超シンプル

AMDやRyzenのステッカーは無し

AMDのRyzen 7 8700Gを選んだ理由はもちろんコストパフォーマンス…とAPUというロマン。HPのスリムデスクトップといえば、10年前にMacからWindowsに戻るときに買ったアレなんですよ。当時AMDのAPU(A8-7600)にロマンを感じて導入してみたものの、とにかくドライバの完成度が低くて、しょっちゅうブルースクリーンが出ていた。導入の1年後にシステムBIOSのアップデートに失敗してお亡くなりになってインテルに避難。あの頃のAMDはそもそもCPUのパワーも足りなかったし、どん底だったなー。その後、リサ・スーがAMDの社長に就任してRyzenが登場してからはインテルの停滞もあって快進撃が続いている。

SSDもSK hynix / M.2のWi-FiとBluetooth

今まで使っていたPCは11年前に購入したLenovoのThinkStationの、やはりスリムタイプのやつ。CPUはインテルのXeon E3-1230 v3で、仕事で使うアプリケーションはOpenGLだからグラフィックボードにNVIDIAのQuadro K600を載せていた。現状で特に動作が遅いとかいうこともないから今のPCなら何を買っても大丈夫だろうし、最悪LenovoからQuadro K600を引っこ抜いてくれば仕事は問題ないという作戦。

HPのメモリはSK hynix製のチップ

12月1日…オーダーから1週間ほどで到着。OpenGLの業務アプリケーションはRyzen 7 8700G内蔵のRadeon 780Mで問題なく動作して一安心。HPのWebサイトでDDR5-4800表記だったメモリは実際にはDDR5-5600のモジュールで、定格の5200で動作している。Wi-FiやBluetoothは搭載されているけれど、光学ドライブやカードリーダー等々一切なし。グラフィックボードもないから、箱の中は(・∀・)スースキスースキスー♪ Windows 11はちょっとアレな部分も多いけど、AMDのAPUがここまで快適に動く時代が来ていることに、古参AMD(ATi)ユーザーとしては涙が止まらない(笑)

おまけ

PCI ExpressではなくAGP
これが初代Radeon

2000年の10月に買った初代Radeonの写真を探してきた。Matrox Millennium G200からのリプレースだったような気がする。ハードウェアT&L搭載でひたすらFinal Realityを見ていた記憶(笑)

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