スピーカーを新しくして、今までのCDやらなんやらを聴き返しているところだから、新しいレコードとかいらないっちゃあいらないんだけども、正直なところビートルズにもジャズにもすっかり飽きてしまっていて、最近はブラジル方面等々に手を出しつつ、心の底からいいと思えなかったりして悶々としております。そんな中、オメガトライブに言及した本を発見して即オーダー。『和モノ AtoZ』という、いわゆる邦楽のなかで”使える”やつを何人かのDJが選んだディスクガイド。50〜60年代の昭和歌謡・GS・ボッサ・和ジャズ系はあんまり載せてないとのこと。ネタ系は結構ある感じで。
基本的にはレコード中心だけど、コッチ系のものが多いアーティストは別枠的に紹介されていて、その中にオメガトライブがある。オメガトライブはぼくが音楽を聴くようになった原点みたいなものなのに、フォロワーもいないし、巷ではイマイチ評価が低くて残念だったから、これでちょっとだけ胸のつかえが降りた感がある(笑)
だがしかし、この本が発売されたのは2015年の4月。同時にリイシューされたCDの中にすごくいいのを見つけてしまった。秋元薫の『Cologne』という1986年の彼女の唯一のアルバムなんだっていうんだけど、特に3曲目の『Dress Down』なんて歌詞からサウンドから完璧すぎてアレ。またまた今回も大幅に出遅れてCDは入手できず…。mp3はあるみたいなんだけど、ハイレゾでダウンロード販売してくれないかなぁ。